With myself...

おかえりなさい ページ19

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時は少し経ち、昼が過ぎた頃。



丸母はある町に来ていた。





丸「あまり変わらないな、この街は。まずは...腹ごしらえ...




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じゃなく、電話だな」





そう言って、丸母は公衆電話の前に来た。




prrrrr...





？『もしもし？』


丸『あ、Aか？ちょっと頼みがあるんだが...』


『何』


丸『中学時代いた街の✕✕って廃墟に来てほしいんだ。救急セットを持ってな』


『...だと思った』


丸『だと思った？』


『前に私、三田クンに会ったんだけど、その時から嫌な予感がしてた。何となくだけど』


丸『...その嫌な予感、当たってると思うぞ』


『嘘！？だったら急いで支度して救急セット買いに行かなきゃ...ごめん丸母クン、切るよ』


丸『ああ。なるべく急いd』





ﾌﾟﾂｯ




丸「...切るの早いな...と、腹ごしらえしなければ」





そうして丸母は、腹ごしらえを済ませた。



その頃、ある場所では...





播「うおお！！」





ブンッ




バットを持った播磨と、それと対峙する三田の姿があった。



播磨の攻撃をよけた三田は、播磨の顔ギリギリのところで右ストレートを止めた。



「風呂代、今度返すよ」...そう言った三田は立ち去ろうと背を向けた。

そこに「播磨！！」と言いながら関とモミも合流する。





播「三田(サンタ)さん、待ってくださいよ！三田(サンタ)さん！

(何でアンタ、そこまで優しいんだよ...)！」





ゴッ





三「がはッ」


播「三田(サンタ)さん！！」





突然現れた男にバットで殴打された三田。


倒れ込む三田に駆け寄ろうとする3人だったが...





？「ご苦労さん、播磨」


三「！嘉上...！！」


嘉「お帰りなさい、三田(サンタ)さん」

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