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11本目 ページ12

「エミさん、失礼するゾ」

「これはまた珍しい。グルッペンさんですか。どうかいたしましたか?」

「シューラント家とその他貴族の関係について知りたくてな。特に白美国の貴族を」

「成程、それってロボロさんの方が詳しいのでは?」

「それ、ロボロにも同じことを言われたぞ」

「それは失礼。そうですねぇ…シューラント家の情報は他の家に比べて少ないのですが…」

「そこをなんとか」

「分かりました。昔の伝手などを使って探ってみます。幸い、シューラント家で働いている執事と友人ですのでなんとかなるでしょう」

「そうか」

「ところでグルッペンさん、少しお茶会でもしていきません?藍色の国の動き知りたくありませんか?」

「藍色の国か?」

「今藍色の国、いつも以上に資源を集めているのですよ。続きはソファーに座ってでも」

「ああ、そうさせてもらう」

お茶会はまだはじまったばかり


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誠に勝手ながら短編小説を執筆しております

【d!】ランプの光に影を落として

よろしければ閲覧してくださると嬉しいです

2020/03/23 稲荷狐

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作者名:稲荷狐 | 作者ホームページ:https://twitter.com/touka__kitsune?s=09  
作成日時:2020年1月25日 11時

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