【ONE PIECE】 少女の小さな物語 《２》

５７ ページ23

・



「……貴族に生まれるなんて事は、頑張って出来る事じゃねェ。幸福の星の下に生まれる

　 って事だ……！！出来るモンなら代わって貰いてェよ……俺ァ、貴族に生まれたかった」




「……………………」




「評判の悪ガキ四人組の一人は 貴族だったわけか……"高町”から わざわざ "ゴミ山”を

　 バカにする為にやってくうとは……おめェらも内心、見下されてたんだろうな……」






・






ッ……！



ブルージャムの言葉に、私達は否定する






・






「バカ言え！！」




「サボはそんな奴じゃねェ！！」




「そうだ！！俺達は兄弟なんだぞ！」






・






上から順に エース、私、ルフィ



叫ぶ私達を見て、ブルージャムが不適に笑う






・






「……フフフッ、あァ そうか。そりゃ悪かった……しかし、おめェら もう奴に近付いたり

　 しねェよな……そうするなら、今ここでお前らを殺しとかにゃならねェ。兄弟を

　 想うなら………放っとくなが奴の為さ……」




「…………でもサボは、“高町”を嫌ってた！！」






・






ルフィがそう叫ぶ



そうだよ、サボはあそこを嫌ってた…………！






・

５８→←５６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す