だいすき…です (ページ10)

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後ろから肩を捕まれ

良「今から俺ん家行くぞ」

『なんで、そんな迷惑ですよ、私は帰りますよ』

良「Aは今から俺に誘拐されるの！」

『え、待ってくださいよっ』

そのまま私は良平さんに家に連れて行かれた

『おじゃま、します』

良「で、何かあった？」

『何かって…別に…』

良「泣いてたから、心配なって…泣いてる子俺は帰らせて一人にするわけにはいかないから…」

やさしく私を見て撫でてくれる

なんで…？

やさしくて、やさしくて

また、涙が出てくる

良「ごめん、嫌だよな、やっぱ…ノブに連絡するからっ、迎えに来て貰えるように…」

『ダメです、ノブくん忙しいから…』

私は良平さんの服の裾を掴んでいた

『大丈夫、です…私一人で帰れますから…』

私はそのまま良平さんに抱きしめられていた

良「ごめ、ん、ノブじゃ無くて…」

『なんで、ノブくんになるんですか？良平さんありがとうございます、私はホントに大丈夫ですよ？』

良「まだ、そんなこと言ってっ…俺の部屋に、男の部屋に連れ込まれといて、抱きしめられて、、それでも大丈夫って、全然大丈夫じゃないだろ」

『だって、良平さんは…』

良「あのさ、Aってノブと付き合ってるの？」

良平さんの腕の力が強くなる

『付き合って、ないです…』

そのままソファーに押し倒され

良「じゃ、あ、俺と付き合って、くだ…」

ピンポーン

突然なるインターフォン

良平さんは私から離れさっと頭を撫でた

良「ノブ、俺が呼んだ」

良平さんは玄関まで送ってくれた

『ノブくん…』

良「わるいなノブ結局呼び出して…」

信「丁度、今帰ろうとしたしたところなんで大丈夫ですよ」

私はノブ君の服の裾を掴んだ
いつもならもっと甘えてたのにそんな気分にもなれなかった

そんな私の手をそっとノブくんは、握ってくれた…