Episode8 ページ9
welcome to ”Bulletproof”
A「ジンさんどこだろ」
あれからBulletproofにログインしてメインエリアに向かう。
もう22時を回ろうとしているというのにまだあちこちが明るくて騒がしかった
ジン「Aちゃん！」
呼び止められた方を向くと
ジンさんにうり二つのアバターがいた
A「すいません、待ちました？」
ジン「いいや？今来たところ」
A「調査でしたよね、あの、私の勤務所でもいいですか？」
もちろん、と言ってくれたジンさんを連れ本部へ向かう
ジン「まさかだけどさ、Aちゃんって本部所属？」
A「まあ、そんなとこです」
部長だとバレないようごまかす
いや、別にばれてもいいんだけど
なんかからかわれそうじゃん？
だから内緒
A「うーん、特におかしな点はないんですけど」
ジン「普段はいいんだけど広報部にいる時にああなると困るんだよね〜」
A「どんな感じになるんですか？」
ジン「勝手に浮いたり、飛んだり、違う場所にいたり…」
A「実は、似たような経験をした子がいたんですよ
少し時間をください。調べてみます。」
ジン「ありがとう、じゃあまた何かあったら連絡するよ」
お土産と言ってテヒョンのお店の割引券をもらいジンさんとは別れた
A「突然乗っ取られるアバター、ナムジュン先輩が言えない」
繋がりそうで繋がらない
私が一人で悩んでいるとアバターのポストに1通の手紙が来ていた
不思議に思い開けてみるとそこには何とも言えない不気味な文字で
「7つの鍵が集まるとき、7番目の涙空に落ち捧ぐ」
と書いてあった。
7つの鍵ってなんのこと？
私は怖くなって本部を出て夜中12時のメインエリアへ走った
自分でも怖くて正気じゃなかったと思う
？？「おい」
不意に腕をつかまれ立ち止まる
そこにいたのは… 続く
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作者名：Ewan x他1人 | 作成日時：2023年6月7日 23時
