17話 カカシside ページ23
やっぱりおかしい…
ザｯｯ…
オレ｢なぁっカカシｯ…｣
紫も、もう気づいてたか
カカシ「あぁ、解ってる。
……コイツ等、何者かに依頼されたようだな」
この大人数で暗殺を考える事は隠れ里や忍の組織では普通は有り得ない。
だが知識のない金持ちなんかが依頼したなら話は別だ
しかも物陰には医療忍者まで隠れてるっぽいし…コレには少ーし驚いたケド、とにかく依頼主はこの大名を殺りにきてるな……
大名何したんだよ
これは相当デショ……
＿＿＿＿余裕のある時に忍鳥、忍犬を行かせたけど、未だに本部からも…それに現地からも応援が来ない…と、言うことは
……他のチームも戦闘中か？
もしかしたらコイツ等と同じ…依頼主の………
無事だろうか
カカシ｢はぁっ…はぁ｣
もう2時間経つ…写輪眼なんて使っていたらチャクラが持たない
そろそろ俺も紫も息が上がってきた
…なのにやってもやっても数は減らない
敵の量も計り知れない…
このままだと…
《ﾄﾞｯｶーーﾝｯｯｯ！！！》
カカシ/紫｢？！｣
今のは？！
…大名が居る方角からか！
其方を見るなり飛び出したのは紫だった。
カカシ｢えっちょっと俺(とその他大勢の敵を)置いてくの｣
聞いてない。
カカシ｢あぁ〜もう…何考えてんだ！｣
大名の守りの方に加勢しようとしているのであろう紫が急に逆方向へ走り出したので、それに気づいた忍達は1人残らず追ってゆく
紫は大名の居る方角へひたすら走っている
俺は紫の直ぐ傍まで来て、
カカシ｢何考えてるんだ紫…｣
紫｢敵を殲滅するまでだ｣
カカシ｢余裕が無いのに1人で何するつもりなんだよ？！彼方にも敵がいる！此方からも敵を引き連れてｯ…死ににいくようなもんだぞ！
…それにお前さっきから1人も殺さずに眠らせてるんだろ？そんな事してたら幾ら情報を聞き出す為でも もたないだろ…｣
紫はハッとして少し口を噤んだが
紫｢カカシ！オレを信じてくれ！！
コイツ等も何とかする！
……必ずお前の部下達は守るから！！｣
カカシ｢……！｣
部下達の事も考えてたのか…
………
カカシ「分かった。お前を信じよう
…だが2人だけで後ろの奴らも相手しながら仲間の手助けをするのはやっぱり難しいんじゃないか？」
紫｢2人だけじゃ無いぞ！カカシ！！｣
そう言って面を取り、パチッと開いた黄の右眼は、息を呑むほど繊細に輝いていた
紫｢それに、カカシも強いんだろう？｣
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けちゃらー*(プロフ) - 作者だよぅ！！アカウントが違うがけど 続きを読もうと思っている方、ちょっと俺の“作った作品”から見に来てくれ！！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: 8f9c58a536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けちゃらー くん | 作成日時：2019年7月26日 21時
