26期短編集 (ページ10)

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信ちゃんページ10

私目線

「また？振られたん？」

『(｡_｡`)』

私は信ちゃんの言葉に対し縦に頷く。

信ちゃんの言う通り私はまた振られた。今回ばかりは彼女居るってもっぱらの噂な人だった、なのに告白して振られちゃって…、、

「泣かんといて…？」

『信ちゃ、には分からないよ…、』

私は振られたばかりだからか信ちゃんに対し冷たい言葉を放ってしまう。けど信ちゃんは嫌な顔をせず私をギュッと抱き締めてくれる。

いつもそうだ。振られて最初に行くのは信ちゃんの所…。そして信ちゃんは今みたいに嫌な顔を一つせず抱き締めてくれ、私が落ち着くまでこうしてくれる…。

「そろそろ気付いて…？」

『え、ぁ、///』

ちゅ、と信ちゃんにおでこにキスを落とされる。私はびっくりして顔が熱くなってしまう。

「俺はずっと待ってるんやけど？もう嫌や…黙って幼馴染のままで居るんは…、」

『…！』

私は信ちゃんの言葉、表情に嫌でも気付いてしまう、信ちゃんが幼馴染としてではなく…異性として私を好きなんだって…、、

「直ぐになんて無理やろうけど…好きにさせたるなぁ、？」

『ぅん…///』

私は信ちゃんの言葉に対し顔を熱くしたまま頷く…。そして…もう信ちゃんの事を…、、

と私が自覚するのは少ししてからの話…。

終わり