26期短編集 (ページ20)

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ゆず兄ページ20

私目線

「好きなんやけど…、」

『好き…？誰が誰をですか？』

「俺がAの事をやんけ…、」

私の名前はA…。そして私はたった今先輩であり同業者のゆず兄に告白をされました…。

正直びっくりしてる、だってお兄ちゃんみたいだってなんなら思ってたし…それに嫌われてるかなぁって思ってたから…。

『ゆず兄、私の事嫌いなんかと思ってました』

「は？そんな訳ないやんけ…、ほんまに言うてるん？」

『はぃ…だって私の前だと素っ気ないし…、』

「それは好きすぎて…変な事言わんとこって思ったからやんけ///」

ってゆず兄は言いながら顔を真っ赤にして手で顔を覆ってる…。ゆず兄のこんな姿レアで…私までドキドキってして顔が熱くなる…。

「その顔、反応は期待してええちゅう事？」

『っ、それは///』

「ふはっ…笑楽しみにしとくわ…笑」

なんてゆず兄は微笑んで…私の髪を優しく撫でる…。そんな姿に私はキュンとして…、、

そして私がハッキリと自覚し、ゆず兄と付き合うようになるのは別な話である…。

終わり