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閉店後の掃除をしながら、
身体に押し寄せる疲労感に、ため息を吐いた。




彼と別れてからは、
寂しさを誤魔化すように、多めにシフトを入れたせいか、最近は少し疲れ気味。




前はバイト終わりに、彼が迎えに来てくれたこともあったな、と思い出し、
記憶の彼が笑った。




｢あれ？あの子、Aちゃんの…｣

渚さんが指差す方向へ目線を向けたと同時に、


｢え？……！！｣




手からほうきが滑り落ち、
乾いた音が店内に短く響いた。


いてもたってもいられずに、
店を飛び出した私は、





｢……廉！｣


人目もはばからず、叫んでいた。






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設定タグ：平野紫耀 , 永瀬廉 , King&Prince
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作者名：かな | 作成日時：2017年6月24日 17時

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