検索窓
今日:7 hit、昨日:11 hit、合計:15,943 hit
小｜中｜大

36 ページ35

･




廉と抱きしめ合っていたというのに。

それなのに。



私は紫耀くんを思い浮かべてしまった。


このまま廉とうまくいったら彼と会う理由がなくなってしまう。

彼との“気分転換”はかけがえのない時間だった。


だからこそ彼と“同じ”ではなくなってしまうことが不安で。


私と彼を繋いでるものがなくなってしまう気がした。


憐れだと笑われることもなければ、
劣等感を抱くこともない。



彼の切なげな笑顔が胸の奥底を揺さぶった。








･

36→←35



→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.8/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
117人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加
設定タグ：平野紫耀 , 永瀬廉 , King&Prince
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：かな | 作成日時：2017年6月24日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。