SN05 ページ7
春樹side
愛乃『あぁ、そうだわ…そうだとも！！…
杉田『…
愛乃『また…全部を否定するの…？また…いつもそう、いつもいつもいつもいつもいつも…貴方は
音響監督｢…はい、OK！2人の掛け合いは以上ですので休憩に入ってくださーい。次、中村さんお願いしまーす。｣
長い時間、籠りっきりだった収録ブースからようやく出てきた杉田くんと愛乃。
2人の顔に疲労感を纏っているのは一目瞭然だった……が2人は飲み物を飲みながら予定確認等をしていた自分を挟んで座り、ちょっかいを掛け始めてきた。
春樹｢…ほら、次は我らが悠一くんの出番だから黙って見てような〜。｣
杉田｢ｷｬｰ、ﾕｳｲﾁｸｰｰｰﾝ｣
愛乃｢…が、頑張ってくださいね…！｣
中村｢お、おう…頑張ってきます。…杉田、後で覚えてろよ。｣
悠一くんは杉田くんの無駄に高い声の声援にイラッとしたのだろうか最初はまた人を殺めそうな眼差しをしていたけど、まさか愛乃から声援を貰えるとは思ってなかったのか少し同様しながらも収録ブースに入って行った。
春樹｢悠一くん顔に出過ぎ…面白い…後で神谷さんと安元さんに話そう。｣
杉田｢えっ、兄さんと安元さんも今日は来るんですか？｣
春樹｢あれ、言ってなかったっけ？神谷さんと安元さんが遅れて来るって…｣
自分がそう言うと顔を見合わせた後に『聞いてなーい』と声を合わせて言う杉田くんと愛乃は最早、兄妹に見え始めた。
遅れて来る2人の話をしていた矢先、スタジオのドアが開く。
？？｢…おはよー、遅れてゴメンね〜｣
？？｢おはよーございます。｣
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作者名：31 | 作成日時：2018年9月16日 18時
