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#20 ページ20
窓側の席を向かいに腰掛け、ディナーを楽しむ。
ガラスの向こうは街の夜景が広がる。
A｢綺麗…｣
夜景に釘付けの彼女の目は、
今までに見たことのない、美しい目だった。
SH｢Aの方が綺麗だよ。｣
と言ったら、顔真っ赤にして俯いた。
あぁ、本当に愛おしい…。
すると、大きなケーキが運ばれてきた。
もちろん、僕が彼女のために予約したもの。
A｢えっ、これって…｣
Happy Birthday の文字に目を丸くする彼女。
SH｢A、誕生日おめでとう！｣
A｢覚えててくれたんですか？｣
SH｢もちろん、忘れるわけないよ。｣
SH｢はい、プレゼント。｣
渡したのはハート型のストーンがついたネックレス。
A｢ありがとうございます。｣
SH｢A、つけてあげるよ。｣
そう言って、彼女の細い首に優しくつけた。
ネックレスは彼女にぴったりで本当に美しい。
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作者名：リースン | 作成日時：2018年2月4日 13時
