ぷろろーぐ ページ1
＿むかしむかし…あるところに仲のいい天使と悪魔が居ました。
天使の名はエルゼ・ディアンヌ
悪魔の名はキャロル・フィアンノー
それはそれは仲良しな子供でした。
ある日のこと。天使と悪魔は近寄ってはいけない。というルールが定められました。
エルゼとキャロルはわんわんと泣きわめいてしまいました。
もうエルゼには会えないの？
いつになったらキャロルに会えるの？
親に聞いても返事は無し。
2人はいつしか心を閉ざしてしまいました。
そして数年後
天使と悪魔は近寄っては行けない。というルールは消えてしまいました。
ルールが消えた次の日にキャロルが死んでしまいました。エルゼのお父さんとお母さんがキャロルを妬んで殺してしまったのです。
エルゼはキャロルが死んだのは自分のせいだと感じてしまい、首吊り自〇してしまいました＿
「っていう話、この世界に天使と悪魔が居るのはエルゼとキャロルのお陰だから感謝しないといけないんだって。」
「へぇー…あ、だから
エンジェル・ザ・デビル様が居るんだね。」
「この世界はさ、テレビのボゲッドモンズダー()みたいに､15歳から旅に出ることができるじゃん？この15歳ってのはさっきの話にでてきたエルゼとキャロルの年齢なんだって！」
「そうそう！あ〜私も速く15歳になりたーーーい！従姉妹はもうクエストとか…依頼とかやってるんだよ？！」
「ちょっ！ハルヤミ！声がでかいわよ！」
「アハハハ…まだあんな話受け継がれてんだ……。
ねぇキャロル、Aが15になったらお友達になってもいいかなぁ。あの子キャロルにそっくりなのよ。
キャロルとそっくりな２本のツノ、大きな羽、そして尻尾。
あの子はあなたの生まれ変わりなのかなぁ。
話してみたいなぁ……え？ダメ？＿＿の分際でそんな口聞いてたら…分かるよねぇ？キャロル？」
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