episode360 あれ?すぐ下火になると思ってたのに＾＾;;; ページ10
(※前回からの続き…)
O,Aから2週間が経過しようとしてるんだけども…どうしてこうなった!?
反響は大きくなり過ぎるほど大きく、更に音祇との関係性を噂されるコメントも物凄く増えてる…
事務所の社長は”この際だからカミングアウトしちゃえば？”とか言い始めるし、
次回はこの噂が消えない限り歌い手さんの曲縛りになって来るだろうから…いよいよ万事休すって事に。
う〜む。上手くいかないもんですねぇ…
れーちゃん(＝Reol)「まこっちゃんさぁ…今回は史上最悪と言っても良い位ヤバくない?」
俺『ヤバいよ…ヒジョーにヤバい。まさかネットでこんなにバズってそれが収まらないなんて
思ってなかったもんなぁ。』
96「かと言ってカミングアウトするタイミングとちゃうって思っとるんやろ?だとするなら
躱す方法を考えんといけんし…ワシが何かできる事ある?」
まふ「いっそ黒崎君でもデビューしちゃってトリプルフェイス…」
俺『ちょｗまふさん…その言い方ｗどこぞのマンガの公安の人じゃないんだからさぁ＾＾;;;』
そらる「ん?もう既にトリプルどころか…いくつやってんだっけ?」
天月「歌い手、バックミュージシャン、シンガーソングライター、音響監督でしょ…あと、
レコーディングエンジニア、ナレーター、CMプランナー、モノマネ芸人で8個か？」
俺『何?その多重人格みたいな…＾＾;;;』
若松さん「あ、それに大学生とここの皿洗いは?バイト…って言うか"お仕事"に入る?」
VIP店長「そこまで入れちゃったら…10個越えてるぞ？」
こんな調子で会議をしていると、あの連中が…
(♪♪〜♪)←L○NEの通知音
俺『あ…こいつらからも連絡来ました…＾＾;;;』
(携帯の画面を歌い手さん達に見せる)
96「あぁ〜、同級生の…」
若松さん「え”っ？ちょっ…大学でものすっごく話題になっちゃってるってよ?音楽系のサークルやらワイドショーのインタビュー受けた人も居るって書いてあるけど…?」
俺『だぁ〜!もう、訳わかんねぇ。こんなに加熱するもの?ごく一部の知り合いが熱狂するのは
解る気がするけどさぁ…お祭り騒ぎになるなんて思ってもみなかったもん。』
これは、ホントに思ってる事で、一緒に授業に出てるやつとか、学食とかで盛り上がってるならまだしも…学部を超えてとか、教職員まで巻き込まれてインタビューされたり、
SNSで頻繁に取り上げられてO.Aが終わって1か月経つというのに消える感じが全然しない。
卒業まではこっそり…って言う計画が(危機だな)
episode361 悩みは尽きないねぇ…→←episode359 First Take風動画完成からO.Aまで…え？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Silvermoon | 作成日時：2023年3月23日 21時
