episode357 何だか一気に緊張し始めてるけど… ページ7
(※続きから…)
ちょっと話して離れたけど、それ以降渡辺のヤツがガッチガチに緊張し始めたように感じる…。
あれ？身体の揺れが尋常じゃないんですけど…?工事現場でもこんなに揺れないだろう…って位。
あ…そんな事してたら、説明が終わってエントリーNo.1〜順番に3つのブースで同時進行で録音及び撮影が行われていく。
ここでトラブル発生。呼び込みに来てたスタッフが青い顔で俺のもとに。何かと思ったら、
持って来てた音源のデータの一部が再生されなくなったと言う…。はい？困っちゃったじゃん…。
ノートPCはスタジオに置きっ放しで来ちゃってるし…往復すりゃ1時間半位かかっちゃうんだよなぁ。
そのほかで…となると、テレビ局内に保存されてるモノマネ番組とか音楽番組で使ってる音源を使って…
という事しかないようで。いきなりここに来て曲の変更ってさぁ…メンタル削られまくってますけど？
曲目のリストを見ながら悩み始める…歌う順番を最後にしてもらったので時間的な余裕はおよそ40分。
但し選んで持って来てもらって曲聴いて歌詞と合わせて…何てやってる時間は存在しないから選んだら即、ぶっつけ本番となる。
随分大きなハンデ付けられちゃったじゃない？
あんまり選曲で突拍子もない事すれば音祇orGinjiとばれてしまう可能性もあるし…
で、出した答えがスターダストレビューの"夢伝説"。この曲なら某モノマネ番組でやってる人居たしねぇ…フムフム2000年のRemixの方ですか。あ、ロングトーンで引っ張る箇所があるヤツだわ…まぁ、
何とかなるっしょ。って事でオーダーして届くまでの間、携帯でYou〇ubeを開いてヘッドホンを差し込んで必死に覚える。
この時、自分の順番まであと20分。音祇の本領発揮しちゃいますかねぇ…ゑ)
なんか浦島坂田船とのコラボの時に曲を覚えるのを必死にやってたのを不意に思いだしてつい、
笑っちゃいそうになった。(※詳しくはepisode56〜59辺りを参照してください)
スタッフ「えっと…それでは黒崎さんスタンバイ良いですかねえ？そしたら3番のブースにお願いします。」
俺『あ、はい。今行きます…(さてと…譜割も作ったし…いっちょやったりますかぁ！)』
一回背伸びをして控室になっていた会議室を出て指定された3番のブースに入る。ドアを開けた所から
もうカメラが回ってるので歌い終わるまでノンストップという事になる。
俺『よろしくお願いしまぁ〜す。はいっ！』っとヘッドホンをしてからマイクに向かって声を掛ける。
episode358 さて、First Take風動画を作成ですけど…？→←episode356 決まってしまえば後はサクサク進めていくだけだし…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Silvermoon | 作成日時：2023年3月23日 21時
