歌い手リスナーだったのに今じゃ色々やってます!?ーボカロPは歌い手に【歌い手】【男主】スピンオフー＜音祇・第8章＞ (ページ14)

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episode364　事態を打開するには…? ページ14

(続きから…)

俺『ん～、まぁ…我慢はしてるよ＾＾;;;でもさぁ、これって今すぐどうこう出来る問題じゃないじゃん？』

96「我慢しすぎてストレスで倒れるんじゃね?って話をしとったんよ。」

れーちゃん(Reol)「それにもうすぐ7月終りの方にまた次のアレが収録始まるんでしょう?」

+α(あるふぁきゅん)「今回は曲もえげつない位にモノマネの人とかネットでモノマネしてる人も本職の歌手も引っ張り出してるよね…(事務所経由で調べた次回の番組進行表の原案をめくりながら)」

96「もう完全になりふり構わず、ディフェンディング・チャンピオンの黒崎君を引き摺り下ろしたいって言う魂胆が見え見えって言うか…視聴者を煽って視聴率につなげたいって意味も当然の事として
あるんやろうけどもやねぇ～」

俺『忖度は一切してません!って意思を見せたいんじゃないの?』

れーちゃん(Reol)「まこっちゃんさぁ…今回はどうする気?もう曲とか選んでるの?あんまり時間無いから会議を開くなら早くしないと…」

俺『あ、それで、ちょっと敢えての策を先に高じてから、やってみようかと思っててさぁ。
ちょっと、みんなでスタジオに降りてもらっても良い?』

俺はある秘策を胸に…いつものスタジオのブースを目指している。後ろからイマイチ俺の考えてる事が解らんけども、素直について来る3人。

階下のスタジオに入って3人はサブの方に、俺はブースのPCを起動し…この前速攻で歌ってみたを撮ろうと思って作っておいたYOASOBIの"アイドル"のオケを引っ張り出してきた。

サブのカフを上げて96さんが話しかけてくる。

96「お～い！今はどっちの?黒崎君のコンテスト用を撮るん?それとも、さっき”敢えて先に何かをやってから…”って言ってた方を収録するん?」

俺『あ、今回は先に音祇の歌ってみたを先に上げてみちゃおうかなってさ＾＾』

れーちゃん(Reol)「ん?あ、そうなんだ…で、曲は?何を歌うの?」

俺『これだけはやってるから流行に乗ろうかなってね…YOASOBIの"アイドル"だよ』

96「え”っ？それじゃフツーの歌ってみたを録るん?」

俺『いや、普通にいかないのが音祇じゃん?あ、データーの読み出し終わったから録音ボタンお願いしていい?マイクのセットは…１で』

れーちゃん(Reol)「え?プリセットに入れてる1番ってあたしじゃなかったっけ?」

俺『うん、そうそう。俺の声と元々歌う特性がよく似てるからね。それで良いの。』

そう言ってRecボタンを押したという合図を見てからスタート…