歌い手リスナーだったのに今じゃ色々やってます!?ーボカロPは歌い手に【歌い手】【男主】スピンオフー＜音祇・第8章＞ (ページ12)

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episode362　空想と現実との誤差がどんどん大きくなってくると… ページ12

まだネット上ではいろいろな憶測が飛び交い、検証動画が大流行。

その間、リモートの授業やレポートは良いけど、対面授業はなるべくギリギリに入って終わったら速攻撤収。騒ぎになる前に逃げるように帰るって技を覚えたよ＾＾;;;
それと誰かとすれ違う前にヘルメットを被ってしまい、バイクに跨って猛スピードで大学を離れる…
う～ん…こうなると精神的にくるんだよねぇ。元々そんなにメンタルが強靭な訳でも無いしなぁ…。
こうなると疑心暗鬼って言うか…スクープ記事の記者とかそこかしこに居る人物達が怪しく見えるんだよなぁ。
スタジオに帰ってくるのも2週くらい近所を回って追跡されてないのを確認してからじゃないと
近づくのも他の歌い手さん達、スタッフ、事務所の関係者等に迷惑が掛かってしまうんじゃないかと思ってしまう。(慎重になればなるほど胃が痛くなるって言う悪循環…＾＾;;;)

それを遠目で見守る…姉と恋人と愛人でも良いよって言ってる3人。この3人がスタジオのある
居住区の共用スペースで黒崎君を心配していた…。

96「なぁ…あれは相当なストレスが掛かってるんちゃうかなぁ?」

+α(あるふぁきゅん)「ホント、よくやってると思うよ…普通の人ならとっくにストレスで胃か
精神的に病んで倒れてるってば。ハァ…いつぞやのGWのコラボ祭りの時の事を思い出すわね。」

れーちゃん(Reol)「あぁ…あったねぇ…2年位前だったっけ?確かにあの時も凄かったけどさぁ…あの時を完全に上回っちゃってるじゃん?コロナ禍だったのもあるけど、音楽活動に関して言えばネットで個人でこっそりやれた事も事務所に入ってマネージメントからは解放されたけど、
反面、テレビとかラジオも含めて、バックボーンが大きくなり過ぎちゃったのも、まこっちゃんにとってはのびのびとできない一因なんだと思う訳よ。」

96「あぁ…ワシもネットの配信だけしとったから、事務所に入った時、仕事量が格段に増えて
同じ様な事を思ったし…」

+α(あるふぁきゅん)「初めからそういう声優とか表舞台で活動することを目標にしてるのか、
ネットとか限定的な空間で活動していくつもりだったのに表舞台に引っ張り出されちゃった
って言うのとでは全然違ってきちゃうからね＾＾;;;
声優やナレーションならまだ顔が出ないって言うのもあるけど、特にGinjiと音祇さんでの活動はテレビやラジオも含めての裏表無しの活動を迫られるじゃん?そこに第3の人物黒崎君が絡んできちゃうとさぁ…」

(続く)