★45 メール ページ1
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仕事が終わり現場で反省会をして、時計を見たら、24時はとっくに過ぎていた
いつもの癖で、スマホを取り出して画面を見る
いつもならこの時間に凛子からお疲れ様メールが来て、今日の仕事の報告をしてるはずなのに…
そっかぁ…
もう、そのメールがくることもないんだな
ふぅーっ
メールが来ない事はわかっていたけど、やっぱり淋しいもんだ
あー！
なんだかイライラする！
昨日から自分の心を持て余してて
イライラしながらスマホをジャケットのポケットにしまおうとしたら、
メールの着信を知らせるサイン
もう一度スマホを見たら
え？
Aさん？
急いでパスコードを入力して、メール画面を呼び出す
そこには
「遅くまで、お仕事疲れ様でした。明日のお仕事に備えて、今夜はゆっくり休んでくださいね。」
Aさんからのメッセージが届いてた
なんで？
そうだ！
以前に話したことがある。
月曜のこの時間だけは、どんなに忙しくても凛子からメールが来るって
Aさん、覚えてたんだ…
今日はそれがないってわかってたから…
そのメールを読み終わった瞬間
俺の指は、無意識にAさんの電話番号を押していた
．
．
コール音が聞こえてくる
１回
２回
３回
出ない
４回
５回
６回
クソっ！
出ろよ！！
なんで出ないんだよ！！
" ただいま留守にしております。ご用件のある方は……… "
初めてだ
Aさんが俺の電話に出なかったのは初めてだ
．
あ、そうだ！
風呂！
きっとそうだ！
きっと俺の着信を見たら、コールバックしてくれだろう
え？
ちょっとまて！
俺は何を焦ってんだ
．
『櫻井くん？。どうかしましたか？。帰る準備はできた？。』
その時田崎さんが、俺を自宅に送っていくために、声をかけてきた。
『あ、ごめん。ちょっと友達に連絡とってた。』
『そうなんですか。今日はどこまで送ります。友達と飲みに行くんですか？。』
『いや、今日はまっすぐ帰ります。家までお願いします。』
本当は、彼女のことを思い出してしまうから、ちょっと1人になるのは嫌なんだけど、明日も仕事があるし、さすがに今夜は身体を休めないと。
俺だってまっとうな社会人ですから。
．
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さく(プロフ) - ハルヒさん» ハルヒちゃーん！来てくれてありがとう〜。帰省してたから、ツクール更新ストップしてました。これから展開していくから、また読みに来て下さいませー！。これと二宮さんを終わらせて、次の作品が書きたいー！ (2015年6月10日 13時) (
レス) id: 7b4e1ba174 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - さくちゃん、やっと全部読むことができたよー！だからだから早く続き書いてー（笑）待ってるぅぅー！ (2015年5月30日 17時) (レス) id: f956a16cc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆さく☆
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hiro2215
作成日時：2015年3月23日 11時
