WESTの恋模様2

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俺の神ちゃんはかわいい。
それは正義

だからメンバーにも可愛がれている。しかもしげなんてかみちゃんの事好きすぎてでろでろに甘やかしている
なんなら財布である

そして最近じゅんたという、強い強いライバルが出てきたのである
いや、前から強いライバルだったのだが、俺と望が雑誌の撮影でいちゃいちゃしてたのを見て、悲しそうな顔をしてたかみちゃんを慰めた時から、ガチで落としに来ている

あんな顔させるんやったら、俺がもらっていくからなって、それはそれは綺麗な顔して


「じゅたくん、」

「ん、どうしたん？」

「今度ごはんいこ…」

「おん、ええよ。どこがええ？この前のとこ」

「あそこのお酒美味しかった、！」

「おん、カクテルな？」

にこにこと笑いながらかみちゃんの頭を撫でる淳太くんに、にこにこと嬉しそうに擦り寄るかみちゃん

ここは楽屋であって、なんや、その、その雰囲気は恋人同士やんか！！

「か、かみちゃん…？」

「ん、りゅせどしたん？」

かわいいかわいい顔をして俺を見つめるかみちゃん

「え、淳太くんと出掛けるん？お酒飲むのん…？」

「あんな、この前連れてってもらったとこ、お酒弱い俺でも飲めたんやで！！」

にこにことそれは嬉しそうに俺の手を握ってくるかみちゃん
かみちゃんはかわええなっていいながら、淳太くんがかみちゃんを後から抱き締めた

もう、なにぃよ、と満更でもない顔をするかみちゃん

「かかか、かみちゃん！？おいこら淳太！！かみちゃんから離れろや！！」

「しげのやないやろ？」

「ちょ、かみちゃんそれ浮気じゃないん、？」

「……ええの、浮気ちゃうし、」

思わず楽屋で寛いでいたしげも望がべりっと淳太くんとかみちゃんを引きはがす
俺はと言うと思考回路停止して動けずにいた

むすっとした顔で俺をじとりと睨むかみちゃん

「りゅうせ、は、浮気してたから、ええの｣

「は、？おま、！流星かみちゃんがいながら浮気したん！？」

「え、え、待って待って、かみちゃん俺浮気なんてしてへんよ？」

「……ばか、のんちゃんと、いちゃいちゃしすぎ、っ」

りゅうせいのばか、もうしらん、といって淳太くんとぎゅうするかみちゃん

か、かわええけど…っ

なんで矛先が淳太なんだよー！！！




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