WESTの恋模様2

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「…もー2人ともどっかいってや、かみちゃん体調悪いねんで」

「大丈夫…？おなかいたいん？」

「ん、大丈夫…ちょっと、あの、…せいり、やねん…」

「あ、あー…そういう…おん、おん、ごめんな、言いづらいこと言わせて…」

「ん、…」

恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯くかみちゃんにあー…と照れた顔をする小瀧

流星は、そっか、かみちゃん可愛ええもんなと真顔で頷くのであとでどつこうと思います

2人ともありがと、俺ちょっと重いねん…やから今日迷惑かけたらごめんな、って言うてて、そんなんしょうがない事やん！かみちゃん可愛ええんやから無理したらあかんで？なんて言ってて、イケメンは言う事ちゃうなーと感心した

って、何気に可愛ええいうなや！

「おはようございますー」

「お、かみちゃんおはよー！」

そして淳太と照史がやってきた
2人はかみちゃんを一目見て、体調が悪いと分かったのか、大丈夫か？と声を掛けてくれて、部屋クーラー付いとるから、おなか冷したらあかんでと言ってブランケットを持ってきてくれたりして、さすがお兄ちゃん…

今日つらいやろうから、無理したらあかんで、俺ら頼ってな？と笑う淳太にありがとお…と笑うかみちゃん
ほんまに助かる、照史くんもありがとう、なんてかわええかわええ笑顔で言うのでニコニコしながらかみちゃんの頭を撫でる2人

今回はしょうがないから俺は怒らずに見守る事にした
気が回らなかった自分のせいやから

もー…普段からかみちゃんに甘いメンバーが、生理がくるともっともっと甘やかしてくるから、俺はいっつも取られるんちゃうかって不安になる

ほんまに可愛ええかみちゃんは俺の子ども産むために生理があるんやからな！なんてかみちゃんに言ったら半年は無視されそうだから、言わへんけどな



「…しげ、いつもありがとう」



なんて事を神山がぼそっ呟いたのを考え事をしていたため聞き逃してしまった重岡であった



(ん？かみちゃんなんか言うた？)

(なんも言うてへんわ、ばか)

(え！？なんで怒ってんの！？)

(ふん、しげなん知らんわ)




END

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