WESTの恋模様2

嫉妬なんて毎日2 ページ2

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そう言ってかみちゃんが差し出してきたのはこの前の誕生日の時にこたきがプレゼントや言うて渡してきた、いわゆる、そーいうDVD、かみちゃんとまんねりしてきたら参考にしてや、なんてにやにやしながら渡してきた

あちゃー…片付けてへんかったな…

かみちゃんこういうんめっちゃ嫌いやもんな…不潔とか俺との付き合っとるのにとか、なんなん、やっぱり女の子がええん？ってめっちゃ不機嫌になるんよね…俺がかみちゃんと付き合う前に見てたみたいな話ですら不機嫌になるのに…

やけど、かみちゃんと付き合ってからはかみちゃんでしか抜けへんくなったから、かみちゃんしかおかずにしてへんし、なんならそれ開けてすらないし…

「…見たんやろ、ばか」

「いやいや！見てへんって！」

「うそや、もーいや…しげやっぱり女の子がええんや…」

「ちゃうって！！ほんまに、見て、これ、開けてへんやろ、！？」

「……え？あ、え、ほんまや、」

「な？俺かみちゃんと付き合ってから、かみちゃん以外に興味無いし」

それにそのDVDはこたきに誕生日プレゼントとして押しつけられただけやから！
と本当のことをいえば、安心したようにもぞもぞとベットから降りてくるかみちゃん

しげ、ごめんな…？疑って、しげのこと、すき、やで…きらいとか言うてごめん
そう言ってぎゅうと抱きしめられて、ちゅうとくちにちゅーされた
かわいくて柔くて、あまくて、くらくらする

俺女の子やないから、ほんまは女の子がええんかなっていつも不安になんねん…、ごめんな、
不安そうにゆらゆらと揺れる目に、不安にさせてごめん、っていえば、ええの、って返してくる

かわいくてかわいくて、ちゅーをし返せば、足りへん、もっとして、と可愛いおねだり

な？こんな可愛い子がおるんに他の子に目なんて向けへんわ




END

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