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「神ちゃん？どうしたん？」
「ん、流星、こんばんわ？」
「せやな、こんばんわ。」
「んーとな、今日七夕やん？」
「せやなぁ…」
「織姫と彦星は会えてるのに、俺ら会えてへんなぁって思ったら電話してもうた」
なんて、恥ずかしいなぁ…と笑う電話越しの神ちゃんの可愛さよ…！！
可愛すぎひん…？
「…それ、俺も思ってたとこ」
「ホンマに？俺ら運命やなぁ…」
「せやなあ…運命や」
「ほんでな、織姫と彦星やって会ってるんやから俺らも会ってええやろって思ってな、」
「来ちゃった」
ぴんぽーん、と軽快なインターホンの音が聞こえる。
え、え、なんて動揺してる俺を置いて神ちゃんははよ開けてー！暑いやんかぁとぶーたれてる
ご、ごめん！今開ける！！
ぶつっと電話を切ってエントランスを開ける。
え、？でも、え？とドキドキしながら部屋で待ってられなくて、エレベーター前まで来てしまった。
神ちゃんが乗ってるであろうエレベーターはどんどん俺の階まで登ってくる。
そして、ちーんと鳴ったと同時に開く扉。
そこには愛しの神ちゃんがおった
「……ー！！神ちゃん！！！」
「んん、流星、くるしっ」
「あ、ごめん、めっちゃ嬉しくて、ほんまに」
「んへへ、どうしても会いたくて、来てもうたわ」
照れくさそうに笑う彼は電話越しでも可愛かったけど、実物はもっともっと可愛くて、ぎゅうっと抱きしめた。
ここじゃあれやから、部屋入ろ？
と神ちゃんに声かけられるまでずっと抱きしめてた。
せやな、ごめんごめん、と笑えば流星はせっかちやなぁと笑われた
「神ちゃん、舞台大丈夫なん？」
「んー！マネージャーさんに無理いっちゃった」
てへ、と苦笑いする神ちゃんにごめんなぁとありがとうと嬉しいという思いを込めてキスをする。
神ちゃんは俺の心臓をドキドキさせるのが上手い。
「俺めっちゃ会いたかった」
「おん、俺も」
「んふふ、本物の神ちゃんや…めっちゃ嬉しい…かわええ…」
「もぉ、流星甘えたやなぁ」
なんていいながらでろでろに甘やかしてくれる神ちゃん。
暫くいちゃいちゃモードで甘えまくって神ちゃんを充電しまくった。
たまには…こんな日やってあってもええよな。織姫と彦星やって会える日なんや、俺らやってもあってええよな。
なんて言い訳しながら今は目の前の彼を愛でる事だけに集中した。
愛しい俺だけの織姫様。
夜空に願いを貴方に愛を
(お願い事って叶うんやな)
END
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Ryuka(プロフ) - いちごだいふくさん» コメントありがとうございます！気に入っていただき嬉しいです！青サイドもいつか書いてみます、コメントありがとうございました！ (2018年8月9日 18時) (
レス) id: d0e71629f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - その男、天然なり面白かったです！青サイドもきになっちゃいます！！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: 1e2feda16f (このIDを非表示/違反報告)
Ryuka(プロフ) - yukiさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます！一気読みして頂き嬉しいです これからも来ていただけるように頑張ります (2017年9月30日 22時) (レス) id: 3b0ec55233 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 初めまして。WESTのBLを検索してて辿り着き、一気読みしてしまいました。素敵なお話しばかりで続きが気になって仕方ないです。これからも楽しみにしています。創作頑張って下さい。 (2017年9月30日 20時) (レス) id: 19a5843aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ryuka | 作成日時：2017年9月30日 10時
