夏の彼 青×緑 ページ33
学パロ
それは暑い暑い夏の日のこと
いつも通り、気温は高くて、汗ばかりかく毎日だった。
それは幼なじみの神ちゃんも同じだと思う。
だけど、彼はだらだらと汗をかくことはない、いつも綺麗な横顔を俺は見ている
自転車を漕ぎながら、時には歩きながら、机に向かってシャーペンを走らせるその姿も
なにもかもが綺麗で、可愛くて、とても美しい
なんて、とても柄じゃないことを言ってしまうほどには暑さで頭がやられてるみたいや
「神ちゃん」
「どうしたん？りゅうせい」
可愛らしいりゅうせいの言い方に、神ちゃんも暑さでバテてるのかな？とか、呂律回らないのかな？とか、小さいお口が可愛くてたまらなくて、ちゅーしたろか、なんて不埒な考えが過ぎるくらいどうかしてるみたい
そんなことしたら彼に1ヶ月ほど口を聞いてもらえないのは分かってるからやらへんけどな
人前でせんでやぁって言われて、人前じゃなければいいのかって話になって、家でなら…とかわいいお答えが来たので、りゅうせいくんはそれを守りますよ？
「んふふ、かわええなぁ」
「…かわええって言うの禁止」
むっとした顔でこちらを見上げる神ちゃんが可愛くて可愛くて、撫で回したくなる。
お昼ご飯を食べるお箸の持ち方とか、甘い卵焼きから食べるとことかめっちゃ可愛くて、ふわふわとぽやんとしてる所がとっても可愛くて、あぁ俺この子と付き合えて良かったなぁ、なんて思ってしまうんや
「なんであかんの？」
「じゃあ俺もりゅうせいの事かっこええ、かっこええ、言いまくるで？」
「え、そんなんめっちゃ嬉しいんやけど、」
「うそやん…俺、りゅうせいのかっこええ顔でかわええ言われたら心臓持たへんのに…」
りゅうせいは俺にかっこええ言われても、どきどきしたりせぇへんの？なんてうるっとした目で見られたら、今どきどきしてますけどってなる。ほんまにこの子は…なんでこんなにかわええんやろうね？俺のツボを抑えまくってるわ
ほんまにすき、かわいい
「かーみちゃん、」
「なんやの…」
「すきやで」
不安そうに揺れる瞳に、安心してやって意味を込めて真っ直ぐにっこりと笑って、好きの気持ちを伝える
そしたら彼もにっこりと笑って、おれも、ってやっぱりかわええお口で伝えてくれる
そんな夏の彼、かわええでしょ？
「めっちゃバカップルや…」
「ほんまやで…」
END
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優奈 - あの、繋がりたいのですが、担当様を教えてください！！ (2019年11月17日 18時) (
レス) id: 859f9f95bd (このIDを非表示/違反報告)
Ryuka(プロフ) - 神ちゃんがホンマの神様さん» コメントありがとうございます！神ちゃんの可愛さ表せてたら嬉しいです！ (2017年9月1日 18時) (レス) id: eb5359cbac (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんがホンマの神様 - あーもう神ちゃんかわいすぎ (2017年9月1日 13時) (レス) id: 381c1a5a57 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん。(プロフ) - ありがとうございます！！ (2017年8月31日 15時) (レス) id: 97e1059599 (このIDを非表示/違反報告)
Ryuka(プロフ) - ぷりん。さん» コメントありがとうございます！遅くなりましたが今続編書きました！よろしくお願いします (2017年8月25日 15時) (レス) id: d619b398ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ryuka | 作成日時：2016年12月15日 0時
