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ページ15

忠義
流星くんもヤスも凄い怒っとる。それなのに望くんときたら、聞いてはくれない。反発ばかりや

A「たぁ…くん…」

忠義「どうした?」

A「グスッ…」

隆平「話してごらん」サスサス

A「くーちゃん…グスッ…グスッ…くーちゃん」ポロポロ

忠義「マルこれって、ぬいリュックよな?」

隆平「そうやね(サスサス)小さな妹ちゃんの生きた証やもんな」ギュッサスサス

そうよな。亡くなった当時、3歳やったと教えてくれた。おしゃべりが大好きで、相手が大丈夫と分かると話しかけてきたんやってさ。で、くーちゃんはクマのぬいリュックで、妹ちゃんが大切に使っていたんだって

今の気持ちを汲むと、くーちゃんにギュッとしたいんやろな。多分大好きな妹ちゃんの代わりに

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作者名:Ryuhei love Shota | 作成日時:2020年9月10日 13時

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