私と兄と家族と

☆ ページ25

A
みんなお風呂終わって就寝へ。下の2人は、寝たい人と一緒に。やっぱり裕のことが気になって、裕の部屋をノックした

「はーい」

ガチャッバタン

裕「Aちゃん」

A「なぁ、裕」

裕「なに？」

A「自分でお兄ちゃんやからって我慢してへん？」

裕「えっ…」

A「我慢しなくていいんだよ。確かに我慢することもあるけど、寂しいとかしんどいとか泣きたいとかは我慢せんでや」ｷﾞｭｯ

裕「っ、、、ｸﾞｽｯ…」

A「きっと亮ちゃん、半分こしてくれると思うよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

裕「Aちゃん…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…」ｷﾞｭｯ

A「大好きな人が亡くなって寂しく無いわけない。会いたい時やってあるねん。我慢ばかりしてたら、お兄ちゃんきっと寂しいと思うてで」ｻｽｻｽ

裕「うん…ｸﾞｽｯ…一緒に寝て…」

A「いいよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

分かってくれたのかな。大丈夫やで…おやすみ…

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