私と兄と家族と

一緒に暮らそう ページ1

A
私の旦那幸ちゃん(幸介こうすけ)が亡くなって半年。仕事しながら家事と育児を頑張って来た。息子の隆平と章大には、助けてもらってばっか。まだ3歳の忠義も居て大変やし。でも頑張らなきゃ

隆平「オカン〜信ちゃんから電話だよ〜」

A「ありがとう」

〜電話〜

A「もしもし」

信五「A、あのさぁ、一緒にすまへんか？」

A「なんで急に」

信五「実はな、亮が時々寂しくなって夜泣きすんねんな。裕はそんなことないけど、亮と半分こで甘えたがるしさぁ」

A「そうなんや。うちは、隆平と章大に助けてもらってばっかやねん。たぁまだ3歳やし」

信五「そこでだ、一緒に住んでお互いに助けあった方がえぇかなと」

A「いいよ。お兄ちゃん社長だからお金持ってるやろうし」

信五「まったくもぉ。学校区は、変わらへんから大丈夫やし、A達にしたら近くなるしな」

A「せやね。家どうすんの？」

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