最後に花咲そうや (ページ40)

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亮

A「うぅぅ…わー…いやぁー…ｽｰギャアァァァァ━━━━━━ｹﾎｯｹﾎｯ…」手ﾌﾟﾜﾌﾟﾜ

突然Aが目閉じたまま叫んだ。手は空を切ってる

信五「Aごめんなぁ(手ｷﾞｭｯ)忘れてたよ。ほんまごめん」手ｷﾞｭｯ

忠義「信ちゃん？Aどうしたん？」

信五「離れ離れになる夢見たんやと思う。5歳の頃、今みたいに風邪ひいてて、側に誰もおらんかったことがあってんよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

すばる「何で側におらんかったん？」

信五「親は仕事やし、俺は、寝てるから大丈夫やって思い込んでてん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「俺ら8歳も歳離れとるから、妹なんかって感じで俺がおったんもあると思う。中学生やったからなっ」

すばる「ほうか」

A「んっ…ｹﾎｯｹﾎｯ…いやぁーいやぁー」

信五「A、A、兄ちゃん居るで」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

亮「みんなも居るよ」

風邪とか病気になると見るんやって。そりゃぁ5歳やったら、側に居て欲しいと思うもんなぁ…