帝光に転校して来たクール女子は本当は暗殺者で…ワンコでした☆【暗殺教室×黒子のバスケ】ー Part3!! (ページ36)

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最後の磨き　104話ページ36

貴女side

10月に入りそろそろ全中予選が始まる。
監督さんからも3日間メニューを考えて良いって言われたから…最後の磨きに入りますか!!

貴「みんなー！ちょっと聞いて!!これから3日間、私が考えたメニューをやってもらいます!!それぞれにあったメニューを考えたつもりだから頑張ってね!!」

一人一人違うメニューを考えたからそれぞれに書いてあるプリントを渡す。

さつき「え、私にもメニューがあるの!?」

貴「うん!!選手がこれからどう伸びるかをもっと正確に当てられるようにね♪」

さつき「やった!!」

征には進めるのが困難な時にいかにすばやく対処すべきか

貴「ほらほら!!もたもたしてたら取られるよ!!」

征「させるか!!」

パシッ

貴「まだ甘いねぇ」笑

征「もう一回!!」

真ちゃんにはオールコートシュートを。

ｼｭｯ、ｶﾞｯ

真「くそっ…」

貴「ありま。あ、真ちゃんテーピング!!」

真「あ、外れかけてるのだよ。」

貴「しょーがないなー、はいっ!!手出して♪」

ﾋﾟｯﾍﾟﾘｯ

貴「はい完成☆もっかいやってみよ!!」

大輝にはもっと厳しい体制からのシュートを。

ﾄﾞｽｯ

大「いってｪｪｪｪ!!」

貴「大輝体固い!!」

ｸﾙｯﾎﾟｽｯ

貴「こんな感じ？」

おっ…おう…(回れってか!?体操部じゃあるまいし)」

あっ君にはもっと高く飛べる方法を。

敦「Aちん羽でもはえてんじゃないの～？」

勝手に殺された←

涼太にはキセキのコピーの完成を

涼「ちょっ!!Aっち!!無理っス!!身体能力的に無理っス!!」

貴「キセキの名前が聞いて呆れるわよ!!ほらもう一回!!」

涼「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

テツヤには体力を付けさせようとしたけど

ﾃﾂﾔ「…」ﾁｰﾝ

貴「テツヤァァァァァ!?」

ごめん。やりすぎた。

似たようなことを3日間、やり続けた。
みんなの実力アップに繋がってればいいなぁ♪

征「明日から全中予選が始まる!!勝つことを忘れずに!!」

全「おぅ!!」

目指せ優勝☆

なんて賑やかに言っていられる時間の期限は刻々と迫ってきてることなんて…

その頃の私には考えてもなかった。
昔をすっぽり忘れたかのように。