monsterさん ページ4
とりあえず、西谷さんの家に入れてもらった
どうやら事情を聞くところによると
｢人間がこの頃頻繁に狩りをするようになった？｣
西谷｢そうなんだ。お前らの世界ではΩ性は地位が低いがコッチではΩ性は一番位の高いんだが、どうもその血を欲しさに人間達が俺らの目をタブらかして狩りをしてるんだ｣
｢親父はなんて？｣
西谷｢とりあえず、肉食系の魔物と植物で入り口を固めるって言ってたぜ！｣
｢えげつねぇ;;｣
西谷｢お前も気を付けろよ？人間と言えど遠い土地に売り飛ばされかねない｣
そういいながら着物の裾から紅い巾着を取り出し俺の方へと投げ込んだ
西谷｢俺の涙を入れた小瓶が入ってる。怪我があったらそれを傷口にかけな、一発で治るぜ！｣
｢ありがとう！｣
西谷｢で、頼みといっちゃぁ何なんだが････｣
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｢うぐぐ、重っ｣
西谷さんにこの妖狐さんを看病して欲しいとのこと
まぁ、親は許してくれるとは思うが狐のくせに無駄に重い
？｢ウキュー｣
道を歩くと
可愛い可愛い白い髪の毛をした小人が腕を怪我していて魔物の狼に囲まれていた
(ヤバイッ、はやく助けないと！！)
狐を下ろし、小人の前に立ち塞がる
狼｢Aちゃん！｣
狼、｢Aちゃんだ｣
狼。｢春仁と冬美は元気？｣←両親の名前
｢元気だよ。それより小人に何しようとしてたの？｣
狼｢た、食べようと｣
｢うん、食べるのは生きる上で仕方ないことだけど今回はお父さんの顔に免じて見逃してくれないかな？｣
狼｢でも、親分に･･･｣
｢昨日作ったケーキ！たくさん余ってるから家に寄って持ってて？本当にごめん！！｣
狼｢･･･わかりました。では今回は｣
そういって去っていく狼達
？｢キュキュキュッ！！｣
とりあえず、小人と狐を抱き上げ家に帰った
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作者名：2528 | 作成日時：2015年5月13日 7時
