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Aside
ジャー
山「洗い終わったから、入りたいなー」
『あ、じゃ、私あがrッ』
山「一緒に入ろ?」
あがろうとした私を再び湯船に浸からせた。その勢いでタオルが緩んだから、私は急いで直した。
山「ごめん、大丈夫?」
『大丈夫、でもこのお風呂広いけど、さすがに狭いんじゃ?』
山「ニコッ、A細いし、俺より小さいから入ると思うけど?」
『ムー、私そんなに小さくないもん、156cmあるもん。』
山「ざんねーん。俺は164.5cmあるので8cm差ありすぅ。」
付き合ってばかりなのに、もう1年は経ったような会話をしてるなって思った。
山「なんか、Aと昔からずっと一緒にいたみたい…ついさっき会ったばっかりとは思えないくらいなんか懐かしい」
この山田くんの言葉が現実だったのを知るのはもう少し後の話。
山「じゃ、入ろっか。」
『う、うん。』
しぶしぶ入る事にしたが、まだ抵抗がある。
山「俺先入るから、入れそうなとこに入って。」
そう言ってお風呂の中で足を開いて入った。
って入れそうなとこにってそこしかないやん、無理だって。
『あの、入れるとこそこしかないそうに見えますけど?』
山「ニコッ ここに入ってください♡」
『じゃあ』
そして向かい合うようにして入った。
ちょっと残念そうな顔をした山田くん。
そして、すぐあがった。
山「なんで、あがるの?入ったばっかじゃん。」
『そうだけど、もうのぼせたから。』
山「俺の体にかなぁ?」
『////』
なんで見抜かれるのかな、この人怖いわー。
これから先なんでも見透かされるんじゃないとハラハラするわw
山「まぁいいけど、ちゃんと体拭きなよ、風邪ひくから。」
『そんな子供じゃないしボソッ』
山「聞こえてるよー」
はは、山田くんと同じことしちゃったよ。
『あがったら何するの?』
山「アイスあるから食べる?それかまだ寝るには早いし、なんか映画でも見る?」
『じゃ、アイス食べながら映画見る。』
少しワガママ言ってみた。
山「いいよ、じゃ待ってて。」
『はーい。』
体を拭いて髪も拭いて、服も着た。後は髪を乾かすだけ……ドライヤーどこ?
『あれー?おかしいな、入れたはずだったのに。こっちかな?』
キャリーバッグの中を探してたら山田くんがあがってきてしまった。
山「どうしたの?」
『いや、ドライヤーなくて…』
山「そんなの、俺の使えばいいじゃん、」
『じゃあ、お言葉に甘えて…』
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知念 - 面白いです!デビューして!! (2019年7月28日 22時) (レス) id: e057ffc949 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - jump好きです (2019年6月27日 17時) (レス) id: 859480f15a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - JUMP大好きで7担当です最高です (2019年6月26日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
426sumire(プロフ) - ありがとうございます!直しますね! (2019年6月24日 16時) (レス) id: e14da64bbd (このIDを非表示/違反報告)
。 - 38が2つありますよ? (2019年6月24日 8時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田_すみれ | 作成日時:2019年4月24日 19時