彼氏はトップアイドル、私はメンバー01 (ページ38)

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Aside

涼介くんは、ｿﾌｧｰに座って、私はその隣に。

山｢じゃ、話し合い始めますかっ。｣

知｢はーい。｣

山｢で、Aは、本当に俺の家に住むでいいの？｣

『そこは涼介くんに任せるよ。』

山｢じゃ、決まり。｣

知｢いたｼﾞｬﾝの件はいいとして、1日ﾏﾈｰｼﾞｬｰしてくれるって件はどうするの？｣

『一応、いたｼﾞｬﾝの仕事がない日にやろうかと。』

山｢疲れてたら無理すんなよ？｣

『それは、約束できないかもね‪。だって、少しでも早く皆さんに馴染みたいし。』

知｢まぁ、馴染むのはゆっくりでも、皆Aちゃんの事を見捨てたりしないし、害悪な人達になんかされたりとかしたら全力で助けるから。｣

『ありがと。あの、絶対無理だろうけど……』

山｢何？｣

『私、ﾀﾞﾝｽとか歌とか何年か練習して、JUMPのﾒﾝﾊﾞｰになりたいなって。』

知｢僕達的には嬉しい事だね。撮影中も、ｽﾀｯﾌ側じゃなくて、僕達の近くにいてくれるんだもん。｣

山｢だよな。ｼﾞｬﾆｰさんも、今までにない事だから興味持ってOKしてくれるかも。｣

『それだといいけど、他の皆はOKしてくれるかな？』

知｢今聞く？電話して。｣

山｢それだったら、薮くん辺りがいいかな。｣

ﾌﾟﾙﾙﾙｯ

薮｢もしもし？｣

山｢薮くん、ちょっと大事な話あるんだけどいい？｣

薮｢いいよ。ちょっと待って、ちょうど今みんないるから、ｽﾋﾟｰｶｰにする。｣

有｢Aちゃーん！聞こえるー！？｣

『聞こえます！』

伊｢久しぶりに声聞いた感じがするぅ。｣

髙｢久しぶりって言っても1日ぶりだけどな。｣

八｢で、大事な話って？｣

山｢あぁ。Aが、ﾒﾝﾊﾞｰになりたいって。ﾀﾞﾝｽや歌の練習を何年かやってから。｣

岡｢え？｣

中｢めっちゃ嬉しいんだけど‪w｣

知｢でしょ。なのにAちゃんったら、他の皆がOKしてくれるか心配してたんだから。｣

薮｢で、この事をｼﾞｬﾆｰさんに言えばいい？｣

さすが薮くん、ｼﾞｬﾆｰさんと仲が良いご様子で。

山｢うん、お願い。｣

伊｢ﾒﾝﾊﾞｰになるまでも一緒にいてもらえるし、ﾒﾝﾊﾞｰになっても一緒にいれる………｣

有｢なんて、良い話なんだ！｣

八｢あのさ、それはそうと、Aちゃん、こっちに住んでいいって言われたの？｣

知｢うん、よろしくだってさ。｣

『皆さん、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。』

J｢はーい！｣

中｢全然迷惑じゃないけどね？｣

岡｢逆にありがとう！｣