彼氏はトップアイドル、私はメンバー01 (ページ23)

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Aside

『私が良くても事務所が良いって言わないんじゃ…』

薮｢あ、それに関しては大丈夫。ｼﾞｬﾆｰさんにAちゃんの事話したら、YOUたちが責任持てるなら、その子ﾏﾈにしていいよ。って言われたから。｣

八｢いつの間に！？｣

薮｢昨日。なんか、俺もAちゃんに依存しちゃってさ。だから何となく話してみたらOKだった。｣

山｢じゃあ、今度ｼﾞｬﾆｰさんに会わなきゃだな。｣

『その前に私のﾊﾞｲﾄどうにかしてからですね。』

知｢ねね、明日行くんでしょー？Aちゃんの実家♡｣

『行きますけど、何で行きますか？』

有｢新幹線しかなくねー？｣

髙｢夜行ﾊﾞｽってのも１つの手だけど、予約制だっけかな。｣

私は新幹線で行くかな。でもそうすると運賃が…

山｢運賃なら俺が払うから。Aの。｣

『で、でも……』

知｢いいじゃん、払ってもらおうよ♡｣

伊｢その口調だと、知念も払ってもらうみたいだけど？｣

山｢知念くんは自分で払うよねぇ？｣

知｢なんで？｣

八｢この子怖いわ～。｣

『私はやっぱり自分で払います。山田くんに申し訳ないですから。』

薮｢Aちゃんはこんなにいい子なのに、うちの知念ちゃんときたら…｣

知｢もう！自分で払えばいいんでしょ！｣

『わ、私は別にそういう意味で言ったわけでは…』

髙｢話途切るけど、どこのｶﾗｵｹ行くの。｣

中｢いつもの所は？｣

髙｢じゃ、そこでいいや。｣

・

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ﾊﾞﾀﾝｯﾊﾞﾀﾝｯ

着いたのは、言っちゃ悪いけど、人気がありそうなｶﾗｵｹ屋さんではなかった。でも、ｼﾞｬﾆｰｽﾞがお忍びで来るなら、持ってこいの場所。

店【いつもので？】

薮｢はい、お願いします。｣

店【あれ、その子誰？】

伊｢俺らの新しいﾏﾈｰｼﾞｬｰ(仮)｣

店【(仮)って… でもまぁ、仲良くするんだよ。】

八｢分かってますって。｣

みんな、ここの常連さんなのか、仲が良さそう。

ｶﾞﾁｬｯ

部屋に入った途端、

有｢うぇえええい！｣

『ｯ…！？』

山｢Aがびっくりしてんだろ、やめろ。大ちゃん。｣

有｢これ恒例行事だからやめらんない。｣

『恒例なんですか…慣れなきゃ…』

岡｢無理しないでね、長い付き合いの俺らでさえ疲れるんだもん。｣

『大丈夫です、JUMPﾌｧﾝだったので、有岡くんのﾃﾝｼｮﾝの高さは分かってるつもりです。』

中｢だった？じゃ、今は？｣

『JUMP大ﾌｧﾝ+ﾏﾈです。』

合ってるよね？皆の顔が一気にﾆﾔけ顔になったんだけど？