彼氏はトップアイドル、私はメンバー01 (ページ22)

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Aside

のも、つかの間で、

客【やっぱり、Hey!Say!JUMPだって！】

客【なんでよ。】

客【さっき近くで声聞いたんだけど、絶対山田くんの声だったもん！】

え？

山｢ここから出るぞ。｣

知｢出たとして、どこに行くの。｣

山｢ｶﾗｵｹとかあるだろ。｣

薮｢今はその方がいいな。｣

八｢髙木、運転。｣

髙｢はいはい。｣
・

・

・
なんとか人混みの中を抜けて、車まで来た。

客【待ってー！JUMP～！】

ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ

ここまで追ってくるかな？普通。
しかもめっちゃ人多いし。

『すみませんが、こちらの方達はJUMPではありません。』

客【逃げるために言ってんでしょ、絶対JUMPでしょ！】

『違います、本当にHey!Say!JUMPではあないんです。』

客【じゃあ、ﾏｽｸ取って顔見せてよ。】

客【そーよそーよ！】

とっさに、言っちゃったけど、もう隠しきれないかな…

客【てか、なんでHey!Say!JUMPと女がいるの！】

山｢はぁ…薮くん、言っていい？｣

薮｢どーぞ。｣

山｢ｸｲｯ見ての通り、Hey!Say!JUMP山田涼介ですけど、何か。この子は俺らのﾏﾈｰｼﾞｬｰなんで、別に一緒にいてもいいでしょ？｣

客【ｷｬｰ!】

客【なんでこの女なの？うちの方が絶対可愛いのに！】

知｢いや、こんな事言っちゃ悪いけど、この子の方がよっぽど可愛いw｣

伊｢性格も君達よりいいと思いますけど？｣

客【なっ…！？】

八｢とりあえず、僕らはどこで何言われようがいいよ。どうせ、これから発表する気だったし。｣

中｢あと、この子に手出したら、僕ら何するか分からないから。｣

客【……………】

髙｢早く乗れって。待ちくたびれるわ。｣

『もう少し待っていただけますか？髙木くん。』

髙｢少しだぞー。｣

『ありがとうございます。』

髙木くん、ごめんなさい…

『皆さんに言っておきますが、私も別に何言われてもいいです。でも、ちゃんと私達のことを知ってから言ってください。私の悪口言おうが何言おうがいいです。でも、あなた達の好きなら、JUMPを傷つけるような事は絶対しないでください。』

客【…………………】

ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ…

着いてきてたお客さんが、私の言葉を聞いて黙ってお店に戻って行った。

山｢行くか。｣

有｢行こ～！｣

『髙木くん、待たせてしまってすみませんでした…』

髙｢いいって、Aちゃんのかっこいいとこ見れたし、本当に俺らのﾏﾈｰｼﾞｬｰになってくれていいんだよ？｣