彼氏はトップアイドル、私はメンバー01 (ページ21)

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Aside

結局、選んでもらった服と靴は全て買ってもらった。

申し訳なさすぎて、皆さんに後でどうお礼すればいいか…

伊｢どんなお礼がいいか悩んでるでしょ？｣

『ｯ… 当たりです。』

知｢僕は、彼女になってもらいたいなー？｣

山｢は？｣

知念くん。山田くんの顔がすごく怖くなってます。

八｢まぁまぁ。Aちゃん。お礼なんていらないんだよ。｣

中｢そうそう。俺らが勝手に選んで買ったのだし。｣

『………あっ！』

J｢何！？｣

『いえ、お礼になるか分かりませんが、1日ずつ、皆さんのﾏﾈｰｼﾞｬｰ的なこと出来ないかなって思いまして…』

伊｢何それ、最高のお礼じゃん。｣

薮｢でも、いたｼﾞｬﾝのｽﾀｯﾌの方は？｣

『それは、まだ本契約してないので、もう少ししたらするつもりです。あと、1度実家に帰って、荷物持ってくるとかﾊﾞｲﾄ辞めるとか色々しないといけないことありますし。』

山｢俺、明日ｵﾌだからAの実家行こうかな。荷物だって力仕事になるなら俺手伝うし。｣

『でも、交通費かかりますよ？』

山｢さっきも言ってたけど、ちゃんとお金あるから。｣

『そうですか、じゃあ、お願いします。』

知｢涼介が行くなら僕も行きたい！｣

山｢なんで？｣

知｢だって、僕も明日ｵﾌだし、実家ってことはAちゃんの家族に会えるんでしょ？将来の旦那ですって言いに行かなきゃ。｣

薮｢知念は彼氏じゃないでしょ。｣

八｢でも、Aちゃんの親には会ってみたいな～｣

髙｢全員ｵﾌの時行ってみようよ。日帰りになるか、ﾎﾃﾙに泊まることになるか分からないけど。｣

『私の実家、使ってない部屋とかあるんで、多分皆さん泊まれますよ？』

山｢そっか。じゃあ、みんなｵﾌの時行くか。いつになるか分からないけどw｣

中｢それはそうと、早く違う店行こ？ずっとここで話してても、注目浴びるだけだって。｣

確かに、9人の美形とﾌﾞｻｲｸな私が立ったまま5分以上話してれば目立つよね。

客【何あそこのｲｹﾒﾝ…】

客【なんであんな大勢の男と女1人でいるの？】

客【ﾏｽｸして、帽子被ってるのにかっこよさが分かるって何事！？】

ほら、なんか言われてる。

客【あの人数でｲｹﾒﾝ揃いって、もしかして…】

客【Hey!Say!JUMP…じゃない？】

J｢ﾋﾞｸｯ……｣

『あ……』

お客さんの1人が気づいてしまった。

客【でも、Hey!Say!JUMPが女と一緒にいるわけないって。】

客【そうだよね、違うよね。】

全員がほっとした。