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渚side
翌日、本校舎の図書室で勉強をしていると声がかかる。
？「おや〜？E組の皆さんじゃないですか。
もったいない、君達にこの図書室は豚に真珠じゃないのかな？」
話しかけてきたのは五英傑の荒木くんだった。
瀬尾「どけよ雑魚共。そこは俺らの席だ。
とっとと失せな」
この言葉に茅野が反抗する。
茅野「な、何よ！勉強の邪魔しないで！」
しかし、教科書がズレてしっかりとプリンの本が見えていた。
磯貝「ここは俺達がちゃんと予約して取った席だぞ」
中村「そーそー、クーラーの中で勉強なんて久々でチョー天国」
中村さんの話は少しズレているがこちらの言い分は尤もだ。
しかし、五英傑も黙っていない。
小山「忘れたのかァ？
この学校じゃ成績の悪いE組はA組に逆らえない事」
奥田「さ、逆らえます！
私達期末テストで各教科一位狙ってます！」
渚「(奥田さん…)」
小山くんはしばらく考え込んで納得した様に言う。
小山「なるほど、一概に学力無しとは言えないな。
一教科だけなら」
荒木「じゃあ、こういうのはどうかな？
俺達A組と君らE組、五教科でより多く一位を取ったクラスが負けた方に何でも命令出来る、ってのは？」
そこで背後に瀬尾くんが来て威圧するようにして僕の肩に手を置く。
瀬尾「どうした？臆したか？
所詮雑魚は口だけか。
俺達なら命賭けても構わないぜ」
その言葉に僕らは一斉に動き出す。
僕は瀬尾くんの喉元に
神崎さんは榊原くんの目元に
中村さんは小山くんの喉元に
磯貝くんは荒木くんの喉元に
それぞれ、鉛筆や指を突きつける。
渚「命は簡単に賭けない方がいいと思うよ」
この言葉で我に返った五英傑はそれぞれ捨て台詞を吐いて図書室を出て行く。
この騒ぎはたちまち全校生徒の知るところとなった。
Aside
A組とE組が勝負をするという話が私まで届いた頃、学秀と五英傑は教室前方で話をしていた。
途中から私も混ざり話を聞く。
学秀「勝った方が下せる命令は一つだけ、
内容はテスト後に発表する」
何を命令するかの話になると学秀はパソコンを開き文字を打ち込む。
学秀「この協定書に同意する。
その一つだけ」
それを見て私は決断する。
A「私はどちら側にも付かない。
勝負は私を抜いてからやって」
学秀「…いいだろう」
こうして、期末テストが始まった。
40話でした〜。
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そらね - あ、でもちゃんと喋るわ、良かった〜 (2020年9月22日 9時) (
レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
そらね - メカクシ団のセリフが全然ない。でも面白い！ (2020年9月22日 9時) (レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
クラブ(プロフ) - 凄く面白くて、続きが気になります、更新楽しみにしています、頑張ってください (2018年4月30日 20時) (レス) id: 6db59571d9 (このIDを非表示/違反報告)
ひの - 凄く面白いと思います!!これからもがんばってください!! (2018年4月28日 2時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - すごく面白いです！私もカゲプロ 作品書いてるんですが、他のお話とミックスするって苦手で……違和感とかなくてすごいです！応援してます！これからも頑張ってください！ (2018年4月27日 20時) (レス) id: 30bd3a8c1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿吽 | 作成日時：2018年4月8日 21時
