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渚side
寺坂くんの指示により僕らは今プールの中に入れられている。
寺坂くんの手には一丁のピストル。
それだけで殺せんせーを水の中に落とすと言っている。
ピストルを構えて引き金を引く。
すると、水を止めていた堰が爆発して僕らごと流されて行く。
殺せんせーは皆を助けようと飛び回っているのが見える。
しかし、僕は殺せんせー以外の人物に引き上げられた。
顔を確認するとAさんだった。
しかしその目は真っ赤に染まっていて、非常時なのに僕は見惚れていた。
ハッとしてお礼を言おうとするとAさんは崖の方を見つめていた。
A「まさか…」
渚「ど、どうかしたの？」
A「嫌な予感がする…」
中村「…行ってみましょう」
その時にはもう目の色はいつも通りの黒色に戻っていた。
渚「(何だったんだろう…
中村さんは気づいてたのかな？)」
大きな疑問が残りながらも僕達は皆のいる崖の方へ向かった。
Aside
寺坂「やってやんよ。
こちとら実績持ってる実行犯だぜ」
カルマ「オーケー。
Aちゃん、ちょっと来て」
寺坂くんが頷いたのを確認してからカルマくんは私を呼んだ。
A「どうかしたの？」
カルマ「作戦の確認をしたくて、
〜って感じなんだけどいいかな？」
カルマくんは考えてた作戦を話す。
確かにそれが最善策だろう。
私はその作戦に頷く。
それを見てからカルマくんは寺坂くんに作戦を伝えに行った。
寺坂「おい！よくも俺を騙してくれたな」
シロ「まあ、そう怒るなよ。ちょっとクラスメイトを巻き込んじゃっただけじゃないか」
寺坂「うるせぇ！テメェらは許さねぇ！」
そして、着ていた制服を脱いで体の前に構える。
寺坂「イトナ！テメェ俺とタイマン張れや！」
殺「やめなさい！寺坂くん」
その様子を見て笑うシロ。
シロ「健気だねぇ。
黙らせろ。イトナ」
触手を放つイトナくん。
しかし、寺坂くんはそれに食らいつく。
シロがもう一発与えるように指示するがイトナくんはくしゃみが止まらない。
その隙を突いて殺せんせーが寿美鈴ちゃんを助け出した。
私達はカルマくんの合図で一斉に水を撒き散らす。
見る見るうちにイトナくんの触手は水を吸って肥大化していく。
シロ「してやられたな。
帰るよ、イトナ」
シロとイトナくんは帰って行く。
こうして、寺坂くんもこのクラスに馴染み始めたのだった。
38話でした〜。
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そらね - あ、でもちゃんと喋るわ、良かった〜 (2020年9月22日 9時) (
レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
そらね - メカクシ団のセリフが全然ない。でも面白い！ (2020年9月22日 9時) (レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
クラブ(プロフ) - 凄く面白くて、続きが気になります、更新楽しみにしています、頑張ってください (2018年4月30日 20時) (レス) id: 6db59571d9 (このIDを非表示/違反報告)
ひの - 凄く面白いと思います!!これからもがんばってください!! (2018年4月28日 2時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - すごく面白いです！私もカゲプロ 作品書いてるんですが、他のお話とミックスするって苦手で……違和感とかなくてすごいです！応援してます！これからも頑張ってください！ (2018年4月27日 20時) (レス) id: 30bd3a8c1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿吽 | 作成日時：2018年4月8日 21時
