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Aside
翌日。
さっきから殺せんせーはずっと涙を流している。
見かねたイリーナ先生が聞く。
イリーナ「何よ、さっきから意味も無く涙流して」
殺「いえ、鼻なので、涙じゃなくて鼻水です。
目はこっち」
イリーナ「紛らわし‼」
確かによく見ると穴の様なものが２つあった。
殺「どうも昨日から体の調子が少し変です」
そこで、教室のドアが開く。
殺「おおー！寺坂くん！
今日は登校しないのかと心配でした！」
入って来たのはたった今登校してきたであろう寺坂くんだった。
寺坂くんは殺せんせーの鼻水をネクタイで拭って、
寺坂「おい、タコ。
そろそろ本気でブッ殺してやンよ。
放課後プールへ来い。
弱点なんだってな、水が」
殺せんせーに暗殺を申し込んだ。
そして、私達にも参加を命令する。
当然、皆素直に聞くわけが無く、
前原「寺坂、お前ずっと皆の暗殺には協力してこなかったよな。
それをいきなりお前の都合で命令されて、皆がハイやりますって言うと思うか？」
しかし、寺坂くんは悪びれる様子も無く、教室を出て行った。
吉田「何なんだよあいつ」
村松「もう正直ついていけねぇわ」
いつも一緒にいる2人もうんざりしている。
陽菜乃「私行かなーい」
ひなた「同じく」
続々と行かないと言う人が増えていく。
しかし、
殺「皆行きましょうよ」
木村「うお！粘液に固められて逃げられねぇ！」
殺せんせーの大量の鼻水は教室の床一面を埋め尽くしていた。
私は生理的に受け付けないようで、気づいたら教壇の上にいた。
そこから見る教室の光景はまさにカオスだった。
殺「せっかく寺坂くんが私を殺る気になったんです。
皆で一緒に暗殺して気持ち良く仲直りです」
ますます勢いを増す粘液。
「まずあんたが気持ち悪い‼」
私はその後教室を出て寺坂くんについて考える。
A「(なんだか違和感があるんだよね…
今まで全くやる気が無かったのに急に暗殺を申し込んで、"目"もなんかおかしかったし…)」
何故だか胸騒ぎがするのであった。
36話でした〜。
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そらね - あ、でもちゃんと喋るわ、良かった〜 (2020年9月22日 9時) (
レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
そらね - メカクシ団のセリフが全然ない。でも面白い！ (2020年9月22日 9時) (レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
クラブ(プロフ) - 凄く面白くて、続きが気になります、更新楽しみにしています、頑張ってください (2018年4月30日 20時) (レス) id: 6db59571d9 (このIDを非表示/違反報告)
ひの - 凄く面白いと思います!!これからもがんばってください!! (2018年4月28日 2時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - すごく面白いです！私もカゲプロ 作品書いてるんですが、他のお話とミックスするって苦手で……違和感とかなくてすごいです！応援してます！これからも頑張ってください！ (2018年4月27日 20時) (レス) id: 30bd3a8c1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿吽 | 作成日時：2018年4月8日 21時
