R、Y、D、Y 短編、中編集 3

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有岡 side


有「それ...本音だよね」


山 「...はい...」


有 「それさ...俺も思ってた」


俺が言うと、山田はびっくりした顔でこちらを見ていた



有 「山田さ、俺がどんなに声をかけてもサラッと返して終わりじゃん」


山 「それは...」


有 「だから、ムキになって山田を振り向かせたい！って気づいたら考えてた」


山 「俺、先輩のこと何も知らないのにあんなこと...」


有 「それはもう気にすんなよ笑 」


山 「はい笑」


有「あっ...」



山田が初めて俺に笑顔を見せてくれた。
俺を目にとらえて笑う山田はやっぱりキレイで
そのまま抱きしめて...



山 「わっ...！？」



有 「ふふ笑」



キスするフリしておでこをくっつけた



有 「ドキッとした？」


山 「王子様がこんなことしてていいんですか？」


有 「山田の王子様だからこういうことしたいの」


山 「本当に低脳ですよね」


有 「冷たいやつだなー本当に」



でも気づいてるから...


抱きしめ返してくれたこと。




今日から学園の王子様をやめようかな



心をやっと開いてくれた可愛いあいつのための
knightにならないとね笑



終わり









おまけ


有 「あとさ、聞きにくいんだけど...なんであの子を叩いたの？」


山 「えっと...イラッとしたからです」


有 「なんでイラッとしたの？」


山 「それ、いりますか？」


有 「聞きたい！」


山 「はぁ...あの時あの女が...」







女『有岡先輩ってさなんか女は全部俺のって感じでムカつくよねー笑 』

女『しかも元気をつくってるの見え見え笑』








山 「とか言ってたから思わず...////」


有 「えっ、////山田...俺のことを...」


山「うるさい！////チョコ没収しますよ」


有 「あっ！おい！やめろって！」



本当に終わり

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