28話 ページ28
俺「この追い討ちスパートで離してあるリードを更に広げて相手に圧勝する…とても素晴らしい」
スズカ「あ、ありがとうございます…！」
俺「いつもこのやり方を？」
スズカ「は、はい…」
俺「ならそれは悪い点にもなる。作戦が単純過ぎると相手に読まれて対処されてしまう。そうならない為には、戦法を変えていく必要がある」
スズカ「戦法を…ですか」
俺「そうだ、サイレンススズカはもうメイクデビューを終わらせていたんだっけか？」
スズカ「そうですね。私はもう終わりました」
俺「じゃあ後2戦位は普段の戦法が通じるとして…そこからの数戦は相手を引きつける戦法でいこうか」
スズカ「相手を引きつける？」
俺「そう、先頭を走ることには以前変わりないんだが、少しペースを落としている状態で先頭を走ってもらう。第3コーナーを曲がった辺りから後方は追い抜く為にスパートをかけてくるだろうから、そのタイミングでサイレンススズカもスパートをかけてくれ。その瞬発力なら後方を離しての勝ちは確定だろう」
スズカ「なるほど…分かりました。」
俺「じゃあ…サイレンススズカには……これかな、速く走るコツを書き連ねておいた」
スズカ「…凄い」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
俺「全部を出来るようになれとは言わない。だが、1、2個くらいは習得しておいても支障は無いだろう。さあ、トウカイテイオー達の元に行くか。今からここは別のチームが使う予定が入っているからな」
スズカ「そうですね。行きましょう！」
テイオー「うーん…難しいなぁ…」
俺「どうした？トウカイテイオー？」
テイオー「あっ！トレーナー、ここの所なんだけどさ、ちょっと書いてある事が複雑でさ〜」
俺「あぁ、確かにそこは難しいよな。まずはここをこうして…」
マックイーン「…サイレンススズカさん、私はここのチームに入って正解だったかもしれません。」
スズカ「奇遇ですね、私もそう思いました。」
マックイーン「あんなに的確な指示をお2人は貰って…羨ましい限りですわ」
スズカ「その内マックイーンさんにもいいアドバイスが貰えるわよ。」
マックイーン「そう…そうですわよね！」
俺「どうだ〜、捗っているかー？」
マックイーン「はい、このノートに書かれている事をやっているのですがとてもいいですわね！これ」
俺「だろ〜！所でなんだが、3人とも、”柔軟”はどれくらいできる？」
テイオー「柔軟？ボクは楽勝だよ！」ｸﾞｸﾞｯ
俺「おお、柔らかいな」
スズカ「私はこのくらいです」ｸﾞｯ
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緑茶(プロフ) - ?さん» 本当でした！ありがとうございます！！ (2021年6月21日 23時) (
レス) id: c33e25fd83 (このIDを非表示/違反報告)
? - 自分の見間違いだったらすみませんが、オリジナルフラグをはずし忘れてませんか? (2021年6月21日 23時) (レス) id: 065f1d7511 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑茶 | 作成日時：2021年4月17日 9時
