22話 ページ22
しかし、誰も起きなかった
マックイーン「……やむを得ません！ごめんなさい！皆さん！」
そういうとメジロマックイーンは全員の顔にビンタを入れた
スズカ「いだっ？！」
グラス「？！」
2人だけ起きたようだ
俺「おう、おはよう2人とも、今、8時、遅刻、する、早く、着替える、それ、使命」
俺がそう言うと2人とも顔を青くして隣の部屋に駆け込んで行った
俺「あとは…トウカイテイオーとシンボリルドルフだけか…メジロマックイーンも着替えてきていいぞ、俺が何とかする」
マックイーン「すみません！助かりますわ！！」
俺「よし……どうしたら起きるか…」
俺は考えるためにコーヒーを口元に運んだ。否、運んだつもりだった。
俺「…あっ」
寝起きのせいだろう、コップに力を入れることが出来なかった。つまり、コップは今宙を舞っている。中身がある状態で。行先は…シンボリルドルフの顔面だ
ﾊﾞｼｬｯ
ルドルフ「？！ｧｯｯ!!貴様！」
俺「……お、おはようございます…シンボリルドルフさん…今、8時でございます…」
胸ぐらを掴まれながら俺はそう答える
ルドルフ「ほう…コーヒーを顔面にかけて起こす起こし方があるのか、それはそれは。コーヒーを嗜んでいる私からしたら光栄な起こし方だな。ここで貴様の命を葬り去ることくらい容易いぞ」
俺「いや、まじですみません…そんなことより、遅刻してしまいます…」
ルドルフ「遅刻がなんだと…え、遅刻…？」
俺「はい…遅刻です」
ルドルフ「なんでもっと早く起こしてくれないんだ！テイオー！はちみー買いに行こう！」
テイオー「はちみー？！行く行く！！」
俺(一瞬で起こした…？勉強になるな)
ルドルフ「すまないテイオー、嘘をついた。」
テイオー「ええぇぇぇ？！酷いよぉ！」
ルドルフ「その代わり今日はトレーナー君がトレーニングの時に買ってきてくれるらしいから、許してくれ」
テイオー「ほんとに？！トレーナー！固め濃いめ多めで！」
俺「……そんなことより、遅刻するぞ」
テイオー「え？遅刻？ほんとに？」
俺「あぁ、今8時」
テイオー「ぇぇぇ？！早く言ってよぉ！！」
俺が悪いみたいになってしまった。俺が起きた時から8時だったんだがな…
俺「部屋の片付けとかは全部俺がやるから早く行ってこいメジロマックイーン」
サイレンススズカとグラスワンダーは既に着替えて出発していたようだった。メジロマックイーンは律儀に部屋の片付けをしようとしていた
マックイーン「あ、ありがとうございます！」
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緑茶(プロフ) - ?さん» 本当でした！ありがとうございます！！ (2021年6月21日 23時) (
レス) id: c33e25fd83 (このIDを非表示/違反報告)
? - 自分の見間違いだったらすみませんが、オリジナルフラグをはずし忘れてませんか? (2021年6月21日 23時) (レス) id: 065f1d7511 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑茶 | 作成日時：2021年4月17日 9時
