11話 ページ11
ルドルフ「トレーナー君なら隣の部屋で休んでいるよ」
テイオー「ありがとうカイチョー！ちょっと行ってくるね」
ルドルフ「待て」
テイオー「？どうしたの？」
ルドルフ「その…そっとしてあげてくれ」
テイオー「なんで？」
ルドルフ「……特別指導、と言ったらわかるな？ 」
テイオー「えっ？！トレーナーたづなさんの特別指導受けたの？！」
ルドルフ「あぁ…心身ともに疲弊しきった状態で戻ってきた。同じ特別指導を受けた身だ。精神の不安定具合は私が1番理解している。怒るならまた今度にして欲しい」
テイオー「流石に特別指導受けた後にボクからも怒られるって言うのは可哀想だね…わかった！」
ルドルフ「ありがとう、テイオー。門限も近付いてきているからそろそろ寮に戻ろうか」
スズカ「あ、その事なんですけど…」
ルドルフ「どうした？」
スズカ「たづなさんが『門限すぎた後に起きてもあれですし、トレーナーはウマ娘の寮に行けないので一応外泊許可を出しておきます！』と私とテイオーさんの分の外泊届を出してくれました」
テイオー「って事は今日は帰らなくていいってこと？お泊まり会だー！」
ルドルフ「……スズカ、1人で扱い切れそうか？」
スズカ「正直…自信はないです」
ルドルフ「……仕方ない。今夜は私もここに泊まろう。」
テイオー「えっ？！カイチョーともお泊まりできるの？！」
ルドルフ「ただし、誰かの迷惑になるようなら縛り上げるからな」
テイオー「分かってるよぅ！！」
ルドルフ「たづなさんに許可を貰ってくる」
〜10分後〜
ルドルフ「許可は貰えたんだが…何故か人が増えた」
グラス「こんばんは〜」
スズカ「グラスワンダーさん！」
グラス「理事長室でのお話が聞こえちゃって私も行きたくなりました！」
テイオー「人数は多い方がいいしボクは歓迎だよ！！」
スズカ「私も大丈夫です！」
ルドルフ「じゃあ…4人で今夜は過ごそうか」
〜隣の部屋〜
俺「ﾊﾟﾁｯ…今…何時だ…？…9時か…流石に門限だから帰ったよな？」
俺は扉を少し開けて中を覗いた…ウマ娘が4人居た。パジャマで
俺(？？？あれか？俺がウマ娘の寮に迷い込んだのか？)
「というか…」
ｶﾞﾁｬｯ
俺「なんでお前らトレーナー室で寝ようとしてんだ！！！」
テイオー「ﾋﾞｸｯ…びっくりした〜！トレーナーじゃん！起きてたなら言ってよ〜！」
ルドルフ「やぁ。ゆっくり休めたか？」
グラス「お邪魔してます〜」
スズカ「トレーナーさん、おはようございます！」
俺「あぁ、おはよう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緑茶(プロフ) - ?さん» 本当でした！ありがとうございます！！ (2021年6月21日 23時) (
レス) id: c33e25fd83 (このIDを非表示/違反報告)
? - 自分の見間違いだったらすみませんが、オリジナルフラグをはずし忘れてませんか? (2021年6月21日 23時) (レス) id: 065f1d7511 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緑茶 | 作成日時：2021年4月17日 9時
