検索窓
今日:15 hit、昨日:8 hit、合計:56,805 hit

4話 ページ5

「‥‥それで話を戻します。
私は、新王になられるお方にはスウォン様を
推薦いたします」
「王家の血を引いているスウォン様ならば
即位されるのに何も問題ありません」
私とケイシュク參謀が
口々に話す。
さぁ、部族長達どう答える‥?
「スウォン様が新王になられるならば
この火の部族カン・スジン
誠心誠意お仕え申し上げます」
「スウォン様ならば‥」
「異存ありません」
火、地、水の部族長は同意の様子
風‥は‥?
「眠い。
ワシは帰る。
その話はハクを呼んでからするんじゃな」
やっぱり‥‥‥
そう、でしょうね‥‥
「んー五部族全ての承認を得られなくては
私は王になれません。
どうしたら認めていただけるでしょうかねー」
と、気楽に言うスウォン様
「スウォン様がヨナ姫と婚礼をあげて
正式に高華の王となられたのなら。
それに
ハクは理由も無しに城を去ったりせん。
ワシはスウォン様の即位を承認出来ない」

「3日後、新王即位式を執り行います。
風の部族の承認がなければ
即位式は行えませんが、必ず来てくださると
信じています。
風の部族の民の為にも」

「悲しいことです。スウォン様、イオリ様
2人の事はハク同様、孫のように思っておった」

会議が終わり私は一人部屋に戻る
さっきのムンドク様の言葉が
頭から、離れない‥‥‥‥

スウォン様が国王となられるために

ヨナ様を

ハク様を

大切なものを

すべて切り捨ててまでする必要が

あったのでしょうか‥‥?

他に方法は無かったの、でしょうか‥‥?

5話→←3話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:暁のヨナ , スウォン , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:暁風の夢 | 作成日時:2015年12月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。