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15話 ページ16

「そうですか‥」
私の予知夢の話を聞いたスウォン様は
思案顔になる
「‥火の部族がそろそろ行動を起こすだろうと
思ってはいましたが、それも近いのかも
しれません。
イオリの予知夢は当たりますし戦支度が
必要ですね‥」
「それで、お願いなのですが‥」
私は考えていたことを話題に切り出した
「はい。何ですか?」
「私も戦場に連れていってください
私だから出来る良い案があります」



それから数週間後
予知夢は現実となった。
千州のリ・ハザラが大軍を率いて
侵略してきたように見せかけて
火の部族、カン・スジン軍と共に
空都に進軍してきたのだ。

そして、私スウォン様率いる私達の軍は
空の部族領と火の部族領の
境で迎え撃つ。
「やはり、突撃陣形で来ますか
ジュド将軍
予定どうり火の部族の騎兵の足止め
よろしくお願いします」
「お任せ下さい
主の信頼には忠誠をもって‥」
「あ、イオリは作戦開始まで待機ですよ」
あ‥‥ジュド将軍まだスウォン様に
話してるのに全然聞いていらっしゃらない‥‥‥‥「まだ、話の途中です!!」
「え、何ですか?」
「何でもありません!!」
ふふっ。私は笑みを溢す。
二人のやり取りはリラックスできて良いです♪
「オオオオっ!!」
火の部族の喚声が聴こえてくる。
士気は高いですがきっと
スウォン様の作戦と私の策が
上手くいけば勝利は確実でしょう。
援軍も呼んであることですし‥

ついにやって来た開戦の時




‥‥‥感じる。
貴方に会える予感がする。

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設定タグ:暁のヨナ , スウォン , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:暁風の夢 | 作成日時:2015年12月3日 22時

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