【ONEPIECE】死の執着2【男主】 (ページ46)

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25話③ ページ46

とりあえず、
綺麗好きのサンジに怒られるため、
先に体を洗ってしまおう。
ルフィたちはまだ
石鹸サーフィンをやっている。
こっちにぶつからないか不安だ。
とっとと頭を洗い、体を洗い、
これで文句はないだろうと
浴槽へ向かった。

「うわ！！お前ほっそいなー！！」
「…なにそのたんこぶ」
「サンジに怒られてよ！
それよりA！お前細すぎだぞ！」
「ほんとだ。枝じゃねーか」
「あばら骨浮き出てんじゃんか！
そろそろお前やばくねーか！？」

たんこぶ付きのルフィとウソップ、
そしてシャンプーハットを
つけたチョッパーがAを囲む。
ルフィはAの腕を軽く掴み、
ブランブランと振ってみる。

「もっと食った方がいいぞ！
握ったら潰れそうだ！」

そう言って掴んだ左腕を
ぎゅっと握ってみたら、

ﾊﾟｷｬｯ

確実にヤバい音がした。

「…え？」
「いってぇぇええ！！
お前っ、何しやがんだ！！」
「折れたああああ！？
ルフィお前どんだけ強ぇ力で…！！」
「いやいやいや！！
軽く握っただけだぞ！！
折ろうなんて思ってねーよ！！」
「曲がっちゃいけねー方向に
曲がってるじゃねーか！！！」
「ごめーーーーん！！！！」