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2話�� ページ6
夕飯時になり、
一味は揃ってダイニングへ向かう。
チョッパーはAを
連れていこうとしたが、
人が多いとこは苦手らしく
医務室から出ようとしなかった。
そこでサンジに頼み、
ご飯を持ってきてもらった。
「わがままばっかりかてめー」
「………」
「また海に飛び込んだらしいな。
自 殺練習でもしてんのか」
「…まぁ……間違いでは ない」
「あぁ？」
「……置いといてくれ」
ため息をつき、
Aの傍に料理を置いて出ていく。
メニューは牛肉の角煮スープだった。
出来上がったばかりのいい香りが
医務室に立ち込める。
「(食ったら………また……)」
置かれたスプーンでスープを遊びながら、
ぼんやりと考える。
美味しそうだとは思うけど、
腹は鳴らない。
ダイニングからは
楽しそうな笑い声と
怒鳴り声が聞こえてきた。
海賊は海賊でもずいぶん愉快な海賊らしい。
たぬきが船医だし
ホネは動くし
ロボは変態だし。
「(というか…さっきココア飲んだしなぁ…)」
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作者名：リョク | 作成日時：2020年5月21日 15時
