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あいつはインターホンを押すが鍵が空いてればズカズカと上がってくるので急いで俺もあいつらのいる部屋に行く。
するとそのタイミングでインターホンが鳴る。
来たっ!っとダホが嬉しそうに俺らを見る。俺は人差し指を口に当てて黙るように促す。

「シルクー?」

あいつがいつものリビングにやってくるも、いつもいる場所に俺がいないのでパタパタとお風呂やトイレに行ってるようだ。

「ん?寝てんのか?」

寝室のドアを開ければ背中を向けて布団に入る兄貴がいる。珍しいっと呟きながら部屋へと入っていった。

ダ「なぁ、この位置からお前の寝室見えなくね?」

シ「そうだな。どうするよ。」

ダーマの言う通りこの部屋から見えるのはせめてリビングがぎりぎり見えるぐらいで、寝室に行ってしまった綾香の姿は見えない。

ン「静かにするからドアまで行けないかな?」

2人が気になるのかソワソワしながらダホが俺に聞いてくる。ダーマも俺も行きてぇっと後ろで呟く。

シ「俺も見てぇし行くか。お前ら笑うなよ。」

ニヤリと笑って3人で寝室のドアの前に行く。
ちらりと除けば綾香は寝てる兄貴の横に座り特に起こすこともなく携帯をいじっているようだ。こいつは予定がない時はいつも自然に起きるのを待ってくれる。

「ふぁぁー。あたしも眠くなってきたんだけど。帰ろっかな。」

携帯を閉じ欠伸をひとつ漏らしてそう呟く。その声で兄貴は目が覚めたのか綾香の方に寝返りを打ちながら名前を呼ぶ。

ク「あ?綾香来たのか。」

「あれ?クロ?なにしてんの?シルクは?」

また本名で呼んだな。編集めんどくせぇ。
あいつは声を聞いただけですぐ気づいたようで首をかしげながら兄貴に問いかけている。

ク「俺が今シルクなの。」

「は?何言ってんの?寝ぼけてんの?」

ほぼほぼ開いていない目で綾香を見ながらそう言う兄貴はいつもの威厳は何処へやらって感じで、こいつもヘラヘラしながら兄貴の頭を撫でている。

「眠いと甘えたになるのシルクとそっくり。」

ク「あいつが俺の真似してんの。産まれたの俺のが先だ。」

「何言ってんの?wなんかするために呼んだんじゃないのー?」

兄貴が起きたのをいいことにでこをペシペシ叩きながらケタケタ笑う綾香を目の当たりにしたダホとダーマ。あの兄貴にあんなことできるのは多分こいつだけで、2人もびっくりしてお互いの顔を見合わせている。

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フォルド - 君たちと一緒に泳いでいくから来ました!!続き楽しみにしてます!!頑張ってください!!! (2020年8月15日 3時) (レス) id: b078f8f323 (このIDを非表示/違反報告)
ライシェル - 続きめっちゃ楽しみです!これからも頑張ってください! (2018年8月20日 4時) (レス) id: 0dbef1eb61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ryo | 作成日時:2018年5月28日 22時

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