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Your side






涼「ねぇ?ここじゃ俺Aちゃんに
くっつけないからソファーのほう行きたい」






繋いだ手をにぎにぎしながら若干の上目遣いで

いきなりそんなこと言い出す涼くんに

私は思わず、きょとん。




別にここでくっついてくれてもいいんだけどな




『いいよ、行こ』



涼「ん、行く」





ソファーに到着すると真ん中にどかっと座る涼くん



『もう、、私のスペース狭いじゃん!!』



仕方なく右隣に座ると


涼「違うの、Aちゃんはこっち」







涼くんの開いた足の間に座らせられて

後ろからぎゅーって抱きしめられるような形に。



『えっちょ、、涼くん?』



こ、こーゆうのは!!


彼女にしかやっちゃだめでしょ!!


また熱上がっちゃうって!!!






みるみるうちに熱を帯びていくのは顔だけじゃなく

彼に抱かれている肩も

厚い胸板に密着している背中も

彼によって器用に絡めとられた足も

吐息がかかる耳も

止まることを知らない胸の動きも






ぜんぶぜんぶ、熱くて溶けちゃいそう。


こんなの初めて。






涼「俺さ、Aちゃんのこんな近くにいるのにさ」



心做しかいつもよりも声が甘くて

話すテンポも遅いような気がして。



『うん、、?』



涼「全然Aちゃんのこと知らないなって思って」



『そうかな?』



涼「うん、学校でのAちゃんも知らないし
Aちゃんの小さい頃のこととか、、」




『そんなの、需要あるの?笑』



涼「あるの!ありまくりなの!」


涼「…Aちゃんを、もっとたくさん知りたいの」



『……/////』




私を知りたいなんて言われたの、初めてだったし

甘い声で耳元で囁かれたら、、





そんなのもうドキドキしちゃうじゃん。



嫌でも意識しちゃうよ、、そんなの反則。





『ずるいよ、そんなこと言われたら
教えないわけにいかないじゃん』




涼「Aちゃんのほうがずるいんだよ?」


『…へ?』



涼「俺のこと、雑誌とかMCとかの話で
大体わかってんじゃん」



『あ、たしかに笑』



涼「だから俺にも教えてね」


涼「俺こう見えても実はバカだから丁寧に
ゆっくり教えてくれないとわかんないからね」




拗ねたような話し方がかわいくて

涼くんの方を振り向くと

下唇突き出してぷぅーって顔してる



『うん、いいよ?
Aちゃんが涼くんに丁寧に教えてあげる』



そう言うと満足そうな顔をした涼くんと目が合い、

ほっぺにちゅっとキスが落とされた

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設定タグ:橋本涼 , HiHiJets , 東京B少年   
作品ジャンル:タレント
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める(プロフ) - このみさん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2018年6月14日 23時) (レス) id: 15afb55ca6 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!涼くんがカッコよくてキュンキュンしました!! (2018年6月8日 1時) (レス) id: cba42d9993 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 続きが気になります! (2018年6月8日 1時) (レス) id: cba42d9993 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:める | 作成日時:2018年4月3日 17時

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