彼がいないと（ry.hsmt） (ページ32)

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Your side

『……///////』

まじめな顔で覗き込まれると

ほんとに無理ってくらいドキドキして。

制服の緩まったネクタイも

第二ボタンまで開いたシャツも

全部全部わたしの視界に入っては

脳内を甘く侵食していく感覚。

涼｢やっぱ熱いもん、体温計どこ？｣

体温計の在り処を教えると

引き出し開けるよ？って一言断ってから

持ってきてくれる涼くん。

______熱あるとしたら涼くんのせいかも

持ってきてくれた体温計を

脇に挟んで少しすると''37.6''と表示されていて

涼｢結構高いじゃん、ベッド行こ｣

なんとお姫様抱っこでベッドまで

連れて行ってくれて、、//

え！？余計に熱上がるんですけど、、？！？！

近くで見る涼くんの横顔はやっぱり

今まで見てきた中でいちばんかっこよくて。

____世界一かっこいい

涼｢Aちゃんそんな見ないで、！
世界一とかむりです涼くん照れちゃいます...///｣

チラッとこっちを見た涼くんは

顔だけじゃなく耳と首まで赤くなってて

かわいすぎる、、、(汗)

でも心の中でのツイートが漏れちゃってた

みたいでほんとに恥ずかしい、、

涼｢到着しましたよー｣

『重かったでしょ、ごめん、でもありがとう！』

涼｢いや全然、！
それより、ねぇ、あのさ、、｣

急に口ごもるからどうしたのかと思って

次の言葉を待っていると

涼｢いまの俺のお姫様抱っこと今日の
小泉くんのお姫様抱っこ、どっちがよかった？｣

ちょっぴり控えめな声で自信なさげに

つぶやく涼くんに胸の奥が

きゅーんって括られていくのがわかる。

正直、小泉くんのお姫様抱っこは

意識なかったから覚えてないんだけど、

『そんなの決まってるじゃん、

……涼くんだよ、？//////』