彼がいないと （ry.hsmt）

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Your side





さっき、涼くんに抱き締められたとき


生まれて初めてってくらいドキドキした。




悟られないように頑張って平静を装ったけど

バレてないかな、？(汗)




その後も大好きなロールケーキ一緒に食べたり


お腹痛いって言ったら心配そうに眉下げて



涼｢かわいそうに、
代われるもんなら代わってやりたい｣



私のお腹ずっと撫でながら

すごくすごく優しくしてくれて。




どうしてこんなにも私なんかに

良くしてくれるんだろう、？ってすっごく不思議。







あと、さっき気付いちゃったんだけど


涼くんに触られたところが今までにないくらい


じゅわーってあったかくなって


胸がキュンキュンする。






ずっと一緒にいたいな、いてほしいな、なんて


思うようにもなっちゃって。




ずっとずっと好きだった涼くんと

こんなふうに友達になれただけで奇跡なのに

こんなことまで望んで。





_____わたし、わがままだな...




なんて考えちゃう。



女の子の日だからこんなネガティブに

なっちゃうのかなぁ、、






涼くんといられるときは

思いっきり楽しみたいのにな。




涼｢...ちゃん？、Aちゃん？大丈夫｣



『わわわわ！ごめん！考え事してた！！』



涼｢どんどん悲しい顔になってくから
どうしたんだろうなーって思って｣



涼｢疲れた？もうベッド行く？｣


ソファーにもたれながら

心配そうに眉毛下げてこっちを見ている涼くん。



____かっこいいなぁ、、



そう思って見つめていると ん？ って

小首を傾げる。


今度は可愛い。


なんてぼーっと考えていると








涼｢まってAちゃん熱あるでしょ｣




私のおでこに少し太くてむちっとした

柔らかい手のひらが触れた。

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