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Your side
小泉くんとふたりっきりでこんなに
たくさん話したのは初めてだったけど
あっちから話題提供してくれたりして
すごく話しやすかった。
さりげなく車道側歩いてくれたり
飛び出してくる自転車から自然に守ってくれたり
ちょっと肌寒いねって言ったら
自分の学ラン脱いで肩にかけてくれたり。
『今日はほんとにありがとう!
迷惑かけてごめんね?』
小「おう、ゆっくり寝て早く元気になれよ」
『うん、じゃあまた明日』
小「あ、ももせちょっとこっちきて」
マンションの前で別れ際に引き寄せられる。
小泉くんの整った顔が私の紅い顔を覗き込んで
私の頬を綺麗な細い指が滑る。
……え?!なに、、ドキドキ、、しちゃうよ!!
『……///// な、なに??』
小「ん、まつ毛ついてたから取っただけ」
『ま、まつ毛、、…ありがとう』
小「何?顔赤いよ?(笑)」
『ちょっと近かったからびっくりしただけだし!』
小「はは、ムキになんなって(笑)
マジおもしれー(笑)」
それから、早く元気になれよーって
私の頭の上をぽんぽんってして去っていった。
___あぁぁぁ、びっくりしたよ (汗)
小泉くんのせいで熱くなった顔を
パタパタ扇ぎながらエレベーターを降りると
私の家の前に人影が見える
『……涼くん、どしたの?』
涼「…急にごめんね、具合悪いって聞いたから」
『わざわざ来てくれたんだね!
嬉しい!ありがとう!上がって』
花華がなんか言ったのかな?
まぁでもひとりで寝るのも寂しかったし
久しぶりに会いたかったから凄く嬉しい。
なんて呑気に考えながら
玄関に入ると
涼「さっきの男、だれ?」
小泉くんの学ランは肩から奪われ、
私の体は後ろから涼くんの腕に包まれた。
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める(プロフ) - このみさん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2018年6月14日 23時) (レス) id: 15afb55ca6 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!涼くんがカッコよくてキュンキュンしました!! (2018年6月8日 1時) (レス) id: cba42d9993 (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - 続きが気になります! (2018年6月8日 1時) (レス) id: cba42d9993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:める | 作成日時:2018年4月3日 17時